ドイツ銀、再建策の一環で米株式トレーディング閉鎖を検討-関係者
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注目のコメント
リストラの過程におけるGood/Bad Bankの勘定切り離しは、欧米でよく使われてきた手法です。
古典的には、不良債権を受け皿会社に移管することで、健全なビジネスにエネルギーを集中させる目的で使われました。
一方で、リーマンショック後の切り離しは、ビジネスをコアとノンコアに分けて、戦略上の重要性に基づく切り分けを管理関係上ではなく、法的主体別に実施するパターンが増えました。
本件については、ノンコアとされる「欧州外での株式と金利トレーディング事業」などが最終的には排除される方向になるんでしょうね。
ただし、勘定切り離しにおいては、リストラ費用が計上されることも少なくないので、決算への影響も気になります。