日産・ケリー前代表取締役が明かした「西川廣人社長の正体」
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ケリー元副社長のインタビュー、文藝春秋本誌で読んだけど、なかなか読み応えがあった。西川社長がどれだけお金にこだわっていたのかには個人的にはそこまで関心がないながら、ケリーさんが「私が捕まって西川さんが捕まらないのはおかしいと思う」と言っている部分はなんだかとても説得力があった。
ゴーンがあそこまで好き勝手やっていたにしても西川社長が知らなかったとはやはりあんまり考えにくいんだよなぁ。
とはいえそしてフランスでも追われるほどのこれだけの使い込みが顕になったところで、今の日産の状況をみると、背任というのは株主総会決議にしてもいいんじゃないかとは改めて思う。
たとえば厳重戒告の上、30億円返金、ゴーンはそのまま留任というオプションがあれば、西川社長以外は、みんな一番ハッピーだったのでは?グレッグさん、たとえ君が言いたいことが真実だとしても、会社の意思決定制度を崩壊させた君は免罪されない。
西川さん、グレッグさんの言うことが真実でなくとも、グレッグさんらと協同(結託ともいう)してきたことは紛れもない事実だ。
他の取締役にも、大なり小なり、監督責任があり、任務懈怠があるので。現取締役は全員辞任すべきだ。ひとまず、前職人事時代の上司の元気な姿を見れて良かった。
多少やつれた感じはあるが、眼光の鋭さは相変わらずだ。
振り返ると、以下のインタビューに答えたのは去年の12月。
https://newspicks.com/news/3499351
当時も今も変わらないのは、真相はいまだ不明である点。
大きく変わったのは、将来の業績不安が増大している点。
西川さんの正体が何者であるかどうかは、グレッグの個人的な主観も入るので興味はない。
それよりも、取締役としての連帯責任の取り方、経営者らしい引き際とはどうあるべきなのか?
この記事がもし真実だとしたら、責任の取り方こそが最大の問題ではなかろうか?