Google翻訳より高性能? 「日本の自動翻訳がすごい理由」をNICT隅田氏が解説
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注目のコメント
貴重な税金をかけるべきプロジェクトかどうかを議論すべきでしょう。日本製品の優位性の証明のためにGoogle翻訳を持ち出すのはちょっと古い。Google翻訳の技術はLSTM+Attentionで2014年には論文でその性能が既に明らかになったもの。そこから5年も経過し、自然言語処理の領域ではBERTと呼ばれるモデルが登場して、モデル精度コンテストの上位を独占している。self-attentionの技術と大量データの事前学習による性能で関係者に衝撃を与えたのが2018年10月。従って、同じ日本語データを日本製品とBERTに学習させて、その結果を比較しなくてはどっちが高性能はわからないのでは?ちなみにBERTはオープンソースで誰でも無料で自由に使えることをお忘れなく。
https://github.com/google-research/bert技術が優れているかどうかは技術屋さんにとっては重要だろうけど、技術の成果を使う人にとって重要なことは技術が使いやすいか、使いたい場面で使えるかが重要なのでは。
Googleで役に立つと感じる人はGoogleを使えばいい。
未来翻訳が役に立つと考える人は未来翻訳を使えばいい。
道具は使う目的、レベルに合わせて選ぶもの。
プロゴルファーにとってクラブの良し悪しは生活に関わることだけど、昨日ゴルフを始めた人にはまずはクラブの握り方であり、プロ向けの高級クラブは不要。しかし、プロ向けの道具というのはスポーツだけでなく様々な分野で必要とされる。そこでは性能の優劣は重要。
何人かの方がコメントしていますが、VoiceTeraは確かにその言語を話せない人にとっては便利だし、そりなりに現地人にも意図を伝えることができるので、私を含めて、そういう人には役に立つ。
最後に、この手の開発は民間企業一社では出来ないので、それなりの体制で開発をすることに意義はあるのではないでしょうか。
青臭いかもしれませんが、コミュニケーションは人と人との関係構築の基本技術であり、その優劣は草の根レベルの外交(オーバー(笑))にも関係するのではないでしょうか。
コミュニケーションにおける言語の壁が大きいのは紛れも無い事実で、英語を公用語にしなければ国民の英語力向上には限界があるし、まして様々な国の言語で皆がコミュニケーションを取るのは不可能とすれば、時間はかかっても、草の根レベルで一般人が同時通訳を簡単に出来、コミュニケーションが円滑に出来る夢の技術開発を目指しても価値はあるのでは。NICTのvoiceTraはぜひ一度使ってみてください。Google翻訳との次元の違いを体感できます。
国産検索エンジンから各社がことごとく撤退した当時には何も感じなかったのですが、その後にジワリジワリとボディブローのように効いてきました。翻訳は絶対に国策として続けるべきだと痛感しています