物流ドローン、海外先行でどうする日本
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タケコプターを実現させると、瞬時に首が吹っ飛ぶって言いますもんね。
冗談はさて置き、日本においては2015年に安倍首相が「早ければ3年以内に小型無人機を使った荷物配送を実現させる」と発言されましたが、この年にドローンが首相官邸に墜落し、航空法を厳しく改定しました。
2019年現在、一部地域で試験的にドローンによる配送が楽天と西友によって行われていますが、日本のドローン技術開発は世界の3周遅れと言われています。
遅れをとった要因のひとつに、航空法による目視外飛行の制限が大きく影響しています。
日本はドローンが本来持つ可能性に気づく前に、自ら厳しい法律で規制を掛けてしまったのです。レベル4の目視外飛行を緩和させる等のニュースも目にしますが、日本で法律が緩和される事は極めて稀です。
海外では土星の探索にドローンを使用するレベルまで進んでいます。このままでは、どんなに優秀なエンジニアが携わっても日本発のドローンイノベーションは難しいかも知れませんね。天候が安定している地域だと、ドローンはヘリタイプ飛行機タイプにしろ有効だと思う。ただ、日本ではどうだろう。梅雨、ゲリラ豪雨、台風、降雪など、四季により様々な気象条件の変化がある。
さらに、結ぶべき輸送拠点間には山間部があり、都市部があり住宅地がある。
その自然環境や地形環境を考慮しながら、ドローンをベースに安全な物流環境を構築するのは相当難易度が高いように思える。
物流という社会インフラを「ジョブ」として捉えると、ドローンである必要はなくて、自動運転のトラックをベースにした方が現実的だと思うのだなぁ。"海外で言われる“空飛ぶクルマ”は積載重量が100キロ―200キログラム、1―4人乗りで飛行速度は100キロメートル、飛行高度は400―600メートルを想定する。なじみの深い空撮用ドローンや農業用ドローンより、はるかに高い空を飛ぶわけで、有人機やヘリコプターとの調整も課題だ。"