今日のオリジナル番組


詳細を確認
どこでも栽培可能!?「農業イノベーション」
本日配信
123Picks
Pick に失敗しました

人気 Picker
バブソンの卒業式での豊田社長の名スピーチ。

15分間のスピーチですが、ユーモアに満ちていて、最初から最後まで笑いながら聞いていると、あっという間です。その場にいた卒業生たちがうらやましく思えるほど。

スピーチの構造は、徹底的に考え抜かれています。

年収が高い仕事に就くと「黄金の手錠 golden cuffs」をはめられてしまう。若い時は自分の好きなことを追求しよう、お金がきっと後から着いてくる、とアドバイス。

ただ、それだけでは「それはそうだけど、まずは良い仕事を見つけて教育ローンを返済しないと...」と考えている卒業生の心には、響かないかもしれません。そこで、スピーチの冒頭で、トヨタでの職をオファーして(半分ジョークでしょうが、半分本気のはず)、卒業生たちの心理的安定性を確保しているわけです。

スピーチの終盤では、「少し早送りしよう」と言って、将来、卒業生たちがCEOになった頃を想像してもらいます。(バブソンは、創業家の子弟が通うビジネススクールとして有名。)そして、「CEOからCEOへのアドバイス」と言って、それまでは先輩から後輩へ語る口調だったのが、CEO同士の対等の目線に合わせていきます。卒業生たちの表情からは、強い絆と親近感が生まれているのを感じます。

他にもいろいろな仕掛けがあります。例えば、「タクシーの運転手になりたかった」というメッセージからは、その場にいた卒業生たちは、トヨタとUber、そしてテスラの関係を思い起こさずにはいられないでしょう。また、上院のヒアリングの話に触れた時には、「自分もそうなるかも」と思い、身が引き締まったかもしれません。

最後のジョークでは、最初の伏線を見事に回収しています。話すスピードや、間の取り方も模範的で、英語のスピーチとしては、かなり完成度が高い内容となっています。
心に刺さるスピーチ!というか構成や伏線がしっかり練りこまれていてビックリ。上から目線にならぬように、CEOからCEOの言葉として話すシーンが好きです。
豊田章男氏の自身が卒業したバブソン大学100周年記念の卒業スピーチ。これは素晴らしい!ユーモアを交えながら心に刺さる。必見です!
ユーモアと知性に満ちた素晴らしいスピーチ。
さすがトヨタのトップ!!としか言いようがありません。
ホント素晴らしいです。
日本最大手の自動車メーカー、世界でもトップクラス。傘下に日野・ダイハツを有し、SUBARU・マツダ・スズキとも業務資本提携。HV技術をベースにPHV、FCV、EVを展開。北米を中心にレクサスの販売も。
時価総額
62.1 兆円

業績