タンカー攻撃、米に証拠提示要求 政府、「イラン関与」同調せず
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イラク戦争の際に、小泉政権の高官たちは米側から見せられたボケボケの写真を見て「イラクに大量破壊兵器はある、俺は証拠を見た」と吹聴したのですが、今回は日本国の首相が現地で最高指導者と会談をする直前に攻撃が行われたのですから、子供の使いで終わるわけにはいきません。日本国を嘲弄し、日本国の外交日程に攻撃をぶつけて、ペルシア湾岸に緊張を高め、紛争を起こそうとしている勢力がどこかにいるのですから、
単に米国から情報をもらうだけでなく、イランに対しては米国の非難にどう答えるのか、革命防衛隊の首脳会談前後の行動はどうだったのか、イランの操作の結果はどうだったのかを問いただし、湾岸協力会議の国々にも情報提供を求め、日本が独自に精査すべきです。
現在、主要な当事国の指導者が、敵側が犯行を行い、自分たちに責任をなすりつけ、敵側が日本を嘲弄した、という三点を主張しているので、予測不可能な局外勢力が介入していない限り、誰かが嘘をついていることになりますね。
日本の能力が問われます。米国とともに、「タンカー攻撃がイランの仕業である」と断定している政府:
サウディアラビア
UAE
英国
特にサウディアラビアは「決定的な対応」が為されるべきと主張しています。イランに対する武力行使を示唆しているとも受け取れます。
一方、「証拠が不十分で断定できない」とはっきり明言している政府としては、ドイツがあります。フランスもドイツに近い立場です。また、国連のグティエレス事務総長も、証拠の提示を求めています。一度交渉して難しかったら終わり、とはいかないですよね、仲介役を担うと。世界各国からみて日本が米国寄りなのは明らかなので、余計に確実な証拠のないものには同調できないでしょう。日本とイランの会談中のタンカー攻撃、そして直後に上海協力機構での中露率いる会議でのイランの演説。安倍首相の外交を引き金に、まるでお膳立てされたかのように関係してそうな国がわーっと表に出てきた印象。
https://www.google.co.jp/amp/s/www3.nhk.or.jp/news/html/20190615/amp/k10011953481000.html
して、サウジのサルマン皇太子は来るならこいのスタンスを表明。
https://www.thestar.com.my/news/world/2019/06/16/saudi-crown-prince-says-does-not-want-regional-war--asharq-alawsat/
今度は安倍首相のトランプ大統領に対するスタンスが注視されますね、仲介役として。