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世界最長ノンストップフライトは「21時間」へ。実現に向けて山積する課題とは?

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  • 国内航空会社 気象予報士

    カンタス航空にとって、旧宗主国のイギリスへの直行便は悲願とも言える路線です。日本に置き換えると、ブラジルやペルーまで飛んでいくような話で、その長さがお分かりいただけるかと思います。
    現在は、すでにオーストラリアの西にあるパースからはロンドンへの直行便が出ており、17時間かかる超長大路線のひとつとされており機体は787-9を使っています。シドニーからの便は現在はシンガポールを経由していますが、これを直行させるとなると直線でも17000km近い距離となり、現在のシンガポールからニューアークを結ぶ世界一長い路線(約15000km)を上回ることになります。これをシンガポール航空はA350-900ULRという機体を使って運航していますが、A350に燃料タンクを増設して長い航続距離を実現しています。さらに長い距離を飛行するとなると、さらに燃料タンクを増設するか、機体重量を軽くして消費燃料が少なくなるように努めたり、飛行中の向かい風が弱く、できれば追い風となるところを上手に選んで飛行する必要があります。

    一般に地球の中緯度帯には西から東に向かうジェット気流がありますから、制約が大きいのは西行きのフライトです。通常でも飛行機は消費燃料が少なくなるような経路や高度を飛行するよう努めていますが、そこの選定を間違うと目的地に到達できないかもしれないという過酷なフライトです。飛行機の航続距離が短かった時代は、ニューヨークから日本へのフライトもジェット気流の強さによっては厳しくなることがありました。乗客と手荷物だけはなんとか載せ、貨物の搭載は諦めてもらうなどということはよくありましたし、とりあえず飛行計画上は新千歳空港を目的地としておいて飛行し、燃料計算上とっているマージンの分が浮いてきた結果成田まで直行できることを確認して目的地を成田に切り替える、という荒業もありました。それでも飛行時間は12時間そこそこというところで、現在のように15時間を超えるフライトが普通にある状態ではありませんでした。

    乗客の快適性の問題もそうですし、乗務員の勤務時間についても、いままでこのように長い飛行時間の路線はなかったために経験がありません。疲労リスク管理についてはICAOで規程化されるようになりましたが、まだ客観的基準は出ていません。医学的な側面での調査や分析が必要であるように思います。


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    東京大学 大学院情報理工学系研究科電子情報学専攻 教授

    シンガポール航空のNY-シンガポール便はビジネスクラスのみで、それでも採算が取れずにしばらく運休していました。

    21時間のフライトだと、ノイズキャンセリングヘッドフォンのバッテリーも切れるのが心配です。長距離フライトのときは是非ノイズキャンセリングヘッドフォンを。どこにも繋がず、機能をONにするだけで非常に静かな環境を実現できます。少なくとも、「これを使わないときは映画の音をこんなに大きくして聞いていたのか」とびっくりします。

    また、よく機内食は美味しくないと言われますが、騒音が原因の一つとする研究結果もあるくらいなので、ノイズキャンセリングヘッドフォンを使ったらもしかしたら美味しく食べられるかもです。

    シンガポール航空、NYと結ぶ世界最長路線を再開へ
    https://www.afpbb.com/articles/-/3176588

    機内食が美味しくない?!と感じた人へ知ってほしい5つの要因。
    https://travelist.jp/column/cat_01/kinaisyoku.html


  • 製造業 代表取締役

    いつかはSpace X社が構想する、大気圏外を通る国際旅客機ロケットで、世界中どこでも1時間以内に行けるようになる。
    https://www.google.co.jp/amp/s/s.response.jp/article/2017/10/05/300709.amp.html


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