【独自】高齢ドライバーを救う「マイクロトランジット」の正体
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東日本大震災の被災地である釜石市では、トヨタ・KDDIと組んでオンデマンドバスを運行しています。
スマホ等を使った予約システムに高齢住民に慣れて頂くことが課題でしたが、交通コンサルタントにコーディネーターとして地域に在住して頂き、運行システムを見直したり、住民の皆さんへのトレーニングを行うことで実用化させています。
規制・利害・慣習が、「マイクロトランジット」の課題と本文で指摘されています。MaaS/地域交通コーディネーターと呼ぶべき人材が、地域地域で必要とされていくはずです。途中でも登場しますが、高齢ドライバーが今後増えていくことは
ほぼ必須な中である程度高効率に地域交通網となる
マイクロトランジットが注目されるのは当然ですが、
https://newspicks.com/news/3977333?ref=picked-news_9384
に登場するように高度なアルゴリズムを要する故に
移動できる範囲が狭められ結果的に他の手段の方が便利と
なってしまう例があること、個人個人のニーズに対応した
「遊び」がまだ完成しておらず、例えば観光で巡るのであれば
ルートも少し異なるだろうし、高齢者であれば急停止が少なく
優先して近い場所に仮想バス停を設けた方が安心でしょうけど、
それらには対応しきれない。
これらのアルゴリズム上での課題を考えると、
コンパクトシティ化とラストワンマイルでの接続などが求められる
こと、道路自体がより移動しやすいものに代わることなどが
構造上の変化として求められていく気がします。「MaaS」という言葉が生まれるより前から、未来の「移動」について研究を重ねてきた大学教授たちが立ち上げたベンチャーからの提言です。システムプラットフォームの提供者ということもあり、中立的で現状を俯瞰で捉えたお話ばかりのように思えました。
特集を通して痛感したのは、各話でみなさんからの指摘もあったように、MaaSの普及には業者間の大同団結が不可欠だということ。ジリ貧でも補助金を使って生き延びるのか、痛みを伴う改革を断行できるのか。
東京で一人暮らしをしていると実感しづらいですが、地元（典型的オールドニュータウン）はどうなんだろうな〜と思い耽りました。
