タンカー運航の国華産業社長「砲弾による攻撃を受けた」
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注目のコメント
砲弾ですか…
他にも被弾したタンカーがありそうですので、午前中の欧州に加えて、もうすぐアメリカ東海岸も朝ですから、夜のニュースの詳細続報を待ちたいと思います。
イランとアメリカが一定の和解をして、今は緊張緩和して欲しくない国?グループ?民族?
中東地域を取り巻くパワーは複雑でわかり難いです。攻撃を受けたのはエタノールを運搬中だった日本の国華産業が運行するパナマ船籍のタンカー”Kokuka Courageous”とマーシャル諸島船籍のタンカー”Front Altair”の二隻です。
現場はUAEから70海里、イランから14海里のフジャイラ沖のホルムズ海峡とのこと。
一部では機雷の触雷という報道がありましたが、国華産業による記者会見では二隻とも砲撃を受けた連絡があったとのことなので、何者かによる意図的な攻撃であることは疑いがありません。
場所から見るとイラン関係の可能性が高いとはいえ、安部首相とハメネイ師の会談の当日に、ハメネイ師を支持する革命防衛隊が攻撃を仕掛けることは考え難く、しかもペルシャ湾にはアメリカ第五艦隊の空母エイブラハムリンカーンなどの打撃艦隊がいることも考えれば、ここでイランが軍事的冒険に出る理由がありません。
一歩間違うと第二のトンキン湾事件になりかねない情勢だけに、正確な続報を待ちたいと思います。どう認識すべきか、正直わかりません。そもそもホルムズ海峡のタンカー襲撃やサウジの空港攻撃は、どこまでイランが関与したものか。イランとて一枚岩ではなく、イランの少数過激派が実行したとするなら。それをイランの関与と言っていいのか。それともシーア派のイスラム国かできたのか。イエメンのフーシ派はスンニ派のイスラム国なのか。また、安倍首相の訪問時を狙ったものか、そうではないのか。イランを孤立させるために仕組まれた陰謀なのか。
いくつもの複雑なマトリックスが出来てしまいます。とりあえずは、一呼吸を。サウジと親サウジ諸国のカタール断交は、フェイクニュースへの過剰反応が一因と指摘されています。
まずは、冷静に。