メルカリ、子会社「ソウゾウ」を解散へ--メルチャリは他社に承継
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シェアサイクル市場を健全に伸ばしていくためには国内では●自治体が所有する行政用地・公道使用におけるポート設置に区が関与しないと常設が認められないため後発参入には大きな壁。●自転車の規格制限●細かい条例規制に抵触..etc などが進まない為に厳しい状況。とはいえユーザー需要は明確にあるのでどうにかポジティブムードに転換したいです。
ソウゾウは上場以前からの新規事業の座組みなので、新規事業のハードルレート（必達条件）の定義自体が上場企業にふさわしいそれに変化したと考えると、ソウゾウ解散は自然な流れと言えるのでは無いでしょうか。
メルカリの新規事業に対する目線は、今後より一層厳しくなると思いますので、ゼロからの新規事業を生みだす土壌作りからはどんどん遠ざかる方向性だとは思います。個人的にはこの方向性は残念です。あれだけ優秀なエンジニアが沢山いる会社としてはフィンテック以外にも目を向けて欲しいなぁと。ソウゾウ自体は少し前から箱だけ存在している形になっていて、メルチャリもメルカリの新規事業の基準は満たしていなかった（けれど自治体との関係上クローズすることはできなかった）ので、今回の発表は規定路線の流れかと思います。
クラシファイドや旅行サービスなど、矢継ぎ早に新サービスをローンチしてはクローズしてきたメルカリ。
国内メルカリを軸に、今後はメルペイと海外のメルカリに成長投資を集中させるということかと思いますが、どちらも待っているのは激しい市場シェア獲得のバトル。
楽天にとっての金融のように、メルカリが第2の柱をつくって飛躍できるのか。メルペイでCOOを募集するなどしていますが、これから本格的な勝負が始まりますね。
