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A型は赤血球にA型抗原、血漿にB型抗体
B型は赤血球にB型抗原、血漿にA型抗体
AB型は赤血球にA型B型抗原、血漿に抗体なし
O型は赤血球に抗原なし、血漿にA型B型抗体

同じ型の抗原抗体が揃うと赤血球が壊れてしまいます。

現在の輸血は全血輸血ではなく、成分に分けられているため、O型の赤血球は他の型の人にも輸血できます。が、血漿成分を全く含まないわけではありませんので、あえて異型輸血でリスクを抱える必要はありません。ごく限られた緊急時にしか異型輸血はしません。

なお、血小板輸血や血漿輸血ではAB型の血液が異型輸血に使えたりしますが、やはり同様です。緊急時にしか行いません。
また、ABOやRh以外にも抗原抗体があるので、それらもチェックする必要があります。クロスマッチ検査という、患者の血液と輸血される血液を交差混合して行う検査で確定します。

たまに医療ドラマで聞きますね。クロスマッチ!とか、クロス!!とか。笑



ちなみに、血液型性格診断ですが、骨髄移植をすると赤血球の型ではなくて白血球の型を合わせますので血液型が変わってしまいますが、、、性格が変わったという話は聞いたことがありません。

性格が変わるので有名なのが神経梅毒でしょうか。おとなしい性格の良いお父さんが梅毒の治療をしたら放蕩者になってしまったという都市伝説が医療界にはあります(笑)
長い事、医者をしておりますが、ABOの血液型を決める赤血球表面の抗原(糖蛋白)の数は、赤血球1コ当たり何個あるのか考えた事もありませんでした😰。10万〜100万の単位でしょうか。それを酵素処理でキレイに取り除けるものなのかどうか?原文も要約しか読めずよく分かりませんでした😰。

一方、iPSで赤血球を作る事業はどうなっているのか…。赤血球は核がないから、iPSの問題の一つである腫瘍化(=がん化)を心配しないでいいのですが。
https://www.jstage.jst.go.jp/article/naika/106/4/106_843/_pdf/-char/ja
(一部修正)
A型をO型に変える前に、A型の血液も無くては始まりません。

皆さま、献血へのご協力をお願いいたします。

http://www.jrc.or.jp/donation/
血液型だけでなく、不規則抗体というのも輸血には影響を与えます。また、iPS細胞による血液の作成も進められており、それが実現すれば献血の必要性がなくなるのではないかと言われています。

新たな技術としてはとても面白く、Natureも関心を示したのでしょう。面白い取り組みですが、この技術だけで大きな変化が生まれるのかどうかはわかりません。

今後の展開に期待です。
血液型決定抗原はすなわち糖鎖のお話。
最近糖鎖工学の技術が実用化に結びついている話題がしばしば出ていて、かつて学んだ身としては大変興味深く見ています。

抗原の違いは赤血球表面に結合している糖鎖の構造の違いです。
構造は良く似ていて末端1個分の分子の違いだけで異なる抗原になります。面白いですね。

R-Gal-GlcNAc-Gal-(Fuc)-X ←このXの部分だけが違う

R(赤血球)
X=なし O型
X=GalNAc A型
X=Gal B型
X=GalNAcとX=Galが混合 AB型

このXを外せればA→Oにできる訳ですが、それが簡単ではなかったという経緯です。

本研究は、ここを一発で引きちぎるのかと思いきや、2種類の酵素混合系を用いて2段階で外すプロセスでした。
GalNAcDeAc(酵素)で末端GalNAcが脱アセチル化されてガラクトサミンになり、ついでGalNase(酵素)がそのガラクトサミンを切り離します。
この方が収率が良いようですね。

酵素は人腸内細菌のDNAから得てますし、分子生物学的な総力戦感が最高です。
献血して参加します。A型ですのでどうぞ私めの血をお使いください。

(余談)
わたくし献血常連です。有楽町献血センターに定期的に現れます。
こないだ行ったら、シュレーディンガー方程式がプリントされたTシャツを白衣の下に着たお医者さんに問診されました。何者だったんだろう。

(余談2)
糖は名前が長いので、略称と変わった読み(愛称?)が付いています。
GalNAc(N-アセチルガラクトサミン)ぎゃるなっく
Gal (ガラクトース)ぎゃる
Fuc(フコース)
GlcNac(N-アセチルグルコサミン) ぐるくなっく
僕の同級生はギャルの研究をしていました。
なるほどなー
リアル本堂瑛祐(彼はOからAB)