台風進路予報 精度向上で予報円の半径20%縮小
NHKニュース
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精度向上といえば聞こえはよいのですが、気象庁の自前の数値予報モデルの結果だけではなく、米国や欧州の気象機関が開発した予報モデルのデータも大いに参考にしようということであり、むしろ今までなぜ自前のものでしか予報を出さなかったの、というような話でもあります。
気象庁、米国NOAA、欧州中期予報センターのそれぞれの進路予報の平均をとるとなかなか精度が高い、ということはすでに気象予報の現場では常識のように語られています。
なお、今後の課題は台風の強さの予報ですが、一日で台風の勢力ががらりと変わることがある(特に台風の発達時)と、どうしてもその精度は落ちてしまいます。将来は温暖化により日本付近でも台風が発達しやすくなることが想像され、台風の強さの予報の精度の向上のための観測データの蓄積が待たれるところです。