トランプ米大統領:独ロ間のガスパイプライン建設阻止へ制裁を検討中
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まあ、元々はこれを阻止せんがため、かつてロシア(というかウクライナ)迂回ルート「ナブッコパイプライン」という構想を米国などの後押しで推進していましたが、結局ガス源が殆どロシアになってしまったりとなかなか話が進まずポシャってしまいました。
そして、このノルドストリーム構想は、大元はシュレーダー 時代で、脱原発とセットの話。
どういう形、法的根拠で制裁を考えているのかわかりませんが、ドイツはどう出るんでしょうか。
トランプは、イスラム国、北朝鮮、中国、ベネズエラ、イランときて、ロシアともとことんやりあうようですね。
モンロー主義などと言われましたが、自国中心ではあるが不干渉主義では決してない。日本の自衛隊が今だに北海道にかなり重要拠点を構えているのも以前の名残ですが、冷戦時代の資本主義グループの仮想敵国は「ソ連」と明確でした。
ドイツも日本同様に敗戦国ですから、軍事力を自前で持つことをアメリカから制限されてきた。
その分だけ、国内に駐留するアメリカ軍の規模が大きい。
しかし、とっくにソ連は崩壊して新たな経済関係が進んでいる。
ならばアメリカの軍事配備も見直そうよ!
このカードをドイツ側に提示するトランプ大統領の主張にも一理あります。
ドイツのみならず、日本もドイツと同じ立場です。
ドイツがロシアをどのように考えているのかは正直わかりませんが、日本は中国の拡大路線に対峙しなければならない。
中国と台湾の関係は益々ヒートアップするでしょうし、中国の空母艦隊は既に宮古島辺りをウロウロしているのです。
日本は出来る限りの軍備増強や憲法改正に取り組まなければならない
これが私の持論ですが、それだけでは中国の軍事力には到底かなわない。
だからアメリカにも頼らざるを得ない。
ドイツや日本のような小国は、経済的にも技術的にも軍事的にも、アメリカにつくのか?中国・ロシアに付くのか?詰め腹を切らされる。
近い将来そんなことになるんじゃないかな、と思ってます。記事中の文章が変なので原題を読みに行くと、
制裁を検討しているのはロシアに対して、
ロシアが稼ぐことをブロックしたい、
アメリカがドイツに液体天然ガスを売りたい、
という事です。