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大学院生は(特に実験系のラボの場合)指導教官と実験日程を相談しながらの就活となります。地方に住んでいる人は移動に時間がかかり、この時点ですでに不利です。また、指導教官が理解ある人ならまだいいのですが、「大学院に入ったのに民間に就職するのはアカデミアからのドロップアウト」という価値観をもっている教授陣はまだいて、就活に時間を割くほど関係が悪化することにもなりかねません。
大学院生の負担を減らすLabBaseサービスがさらに広がってほしいと思います。大規模な説明会ができない中小企業やスタートアップ企業にも需要がありそう。
学部3年っていったら、まだ研究室に配属されていないから、産学連携どころか、大学単独の研究をやったこともないのに、研究者向けのサービスを立ち上げてしまうなんて、すごい。よく課題を認識して、そこに入り込む熱量を持てたなあ。
東大と大手メーカーしか知らない、バイアスまみれの個人的な見解ですが、化学で言うと、企業が共同研究をしたいと思うような研究室は、「普通は」論文をバンバン発信しているし、大学と共同研究するくらいのメーカーは、社員の友達の友達くらいの距離に、その研究者出身、もしくは在籍の研究者が見つかるから、別に情報のミスマッチなんて大した問題じゃない、と思っちゃいます。加茂さんが東大工学部だから僕と似たようなバイアスを持っていると予想するんですが、それにも関わらずここに着手するのは、もっとロングテール的な(表現難しいな…)所の課題も把握しているか、別の狙いがあるのかな、と思いました。
情報がふんだんに行き交うようになった後は、本気でニーズとソリューションの突き合わせになるわけですが、そうなってくると、次に問題になるのは、大学と企業では研究の内容に対する好み(基礎とか応用とか)と時間軸(数年後には使えるのか?)が違う、という点に行き着くと思っていて、そこを解決する何かを腹の中に持ってるんじゃないかなあ。
ありそうな将来としては、ファンドみたいに、企業から資金を集めて、大学に研究費として投資しつつ、知財の権利の何%かをPOLが持てるようにしておいて、ライセンス収入を企業に返す、みたいなモデルを考えているのかな。適当に言い過ぎか。
就職しづらいので理系が嫌がられるという話も聞きますが、本気で研究したい人たちが、研究室のコネなどがなくても希望先に就職ができることを支えてくれるサービスが盛り上がると、安心感は出るのかもしれませんね。
LabBaseはソフトバンクでも活用してますが非常に良いサービスです。研究者の情報の見える化で彼らの将来の可能性も広げてます。
大学も企業もネタが細分化されすぎていて中々マッチングしにくくなっていて、難しい問題です。どのように解決するのか、期待して見ています。