[東京 11日 ロイター] - 午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場の午後5時時点から小幅高の108円半ば。アジア株の全面高を背景に、円がじり安となった。

ドルは午前の取引で108円前半から半ばへ上昇。市場では実需の買いに加え、証拠金取引を手がける個人投資家の動きを指摘する声が出ていた。

アジア市場の時間外取引で米金利が上昇したことが、ドル高手がかりとなった面もある。10年債利回りは2.15%台へ一段と上昇し、5月31日以来1週間半ぶり水準をつけた。

しかし、そうした動きが一巡した後はもみあい。米国の対メキシコ関税の導入停止に関する正式発表が依然ないこと、米中の対立構図に変化はないことなどから「一段のリスクオンにも賭けづらい」(外資系証券)との声が出ていた。

急速に高まった米利下げ観測に不透明感が漂っていることも、相場の流れを止めた一因。前日に発表された米国の4月求人労働移動調査(JOLTS)は前月から小幅減にとどまり「雇用市場の底堅さが確認できた」(外銀)という。先に発表された雇用統計とは異なる内容で、金利先物市場が織り込む7月利下げ確率は小幅に低下した。

ドル/円<JPY=>  ユーロ/ドル<EUR=>  ユーロ/円<EURJPY=>

午後3時現在 108.59/61 1.1317/21 122.91/95

午前9時現在 108.35/37 1.1316/20 122.62/66

NY午後5時 108.43/46 1.1312/17 122.65/69

(為替マーケットチーム)