【ザッカーバーグ】自分よりも優秀な人材を周囲に置けるか
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「状況が違ったら、自分がこの人のために働きたいと思える人でなければ採用しない」というルール、わかります。あと、優秀な人材を置いたなら、責任と権限を与え、任せることです。一番大事なのは「任せ」られるか。責任だけ与えられても権限なければ何も采配できない。
経営者が「自分よりも優秀な人材を周囲に置けるか」というのは本当に重要だし、同時に「どんな人であっても学びがある」とトップが考えられるかどうかも重要。
昔、「事業を成長させた自分は、すでに人としてのステージが上がった。自分より下のお前らを導いてやるのが自分の仕事だ」と明言するようなクソみたいな経営者の下で働いたことが2度ほどあったけど、本当に酷い環境だったし、案の定事業そのものも成長が止まり、急降下していった。
結局のところ、「会社や事業は社長の器以上に成長しない」というのは正しくもあり、誤りでもある。
自分より優秀な人を採用せず、部下を下にみるような経営者は、何でもかんでも自分に判断基準があるので、その人の知識や経験だけという狭い枠組みの中でしか組織は成長しないし、その枠組みからはみ出ることもないから、その人の器が成長の限界になる。
そんな人でも運さえ良ければ、上場するような大きな会社を作ることはできる。でも、外部環境が大きく変化した時、その運の確率は大幅に下がるから安定的な成長にはならず、サスティナブルではない。
自分より優秀な人を積極的に登用し、また、どんな人でも自分よりも優れたところがあると考えられる経営者は、会社や事業を器以上に成長することができる。判断基準が広がることで組織やチームで動くことにレバレッジがかかり、より多くのチャレンジができ、より多くのリターンを産むことができる。
そしてそれが運ではなく、再現性の高い組織運営が可能となるため、安定したサスティナブルな経営に繋がっていく。
経営は人なり。人こそすべて。
QT:
"ポテンシャルを最大限に発揮している偉大な会社と、ただの「かなりいい会社」の最大の違いは、そのトップが自分の周囲に、自分よりも優秀な人たちを置けるかどうか"
"「状況が違ったら、自分がこの人のために働きたいと思える人でなければ採用しない」というルール"生え抜きがちゃんと成長することで
現場を理解したトップが誕生するとともに
企業内でのロールモデルができ、
一般社員のモチベーションもあがる。
この流れを考えても
”最も力を入れていることの一つは、スタッフ全員が
成長するチャンスを確保すること”
はかなり合理的なカルチャーだと思います。