現職トカエフ氏の圧勝確実 カザフスタン大統領選
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注目のコメント
中央アジアのこのあたりの国では、選挙で政権が変わったということは、未だかつてありません。ソ連時代も、それ以後もです。
カザフスタンが独立して以降、議会でも大統領選挙でも与党「輝く祖国党」が圧勝し続けています。今回の大統領選挙では、野党は選挙をボイコットして抗議行動に出たものの、すぐに一斉拘束されました。
カザフスタン経済は、石油に依存し過ぎているものの、GDPは伸び続けており、教育などにも相当な支出が行われています。「 約30年トップに君臨し、今年3月に大統領を電撃辞職したナザルバエフ氏(78)が後継指名したトカエフ氏は、ナザルバエフ氏の路線継承を公約。ロシアとの同盟関係を基軸としつつ、中国や欧米諸国との関係も発展させる全方位外交を継続する。」
既定路線なのか、なるほど。1991年末にソ連崩壊に伴いカザフスタンが独立国家になって以来君臨してきたナザルバエフ前大統領が後継指名したのがトカエフ氏。中央アジアはなかなか政権交代がおきませんね。