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人材採用とM&Aは似ていますね。M&Aを高度で大規模な採用と捉えることで、そのエッセンスを理解し、より身近な選択肢と感じることができました。
負けなしは凄い。俺なんかは時々よく分からない毒まんじゅうを食べて腹痛を起こす。これからも正露丸を飲みながら食べ続けますw
日本企業はM&Aが下手と言われる中、なぜ日本電産は成功できるのか。永守流M&Aのエッセンスを、実例とともにお伝えします。
取材をする過程で、永守さんの様々なエピソードを聞きましたが、特に印象に残っているのは「M&Aの発表会見映像を自分で後ほど見返して、笑っている」というもの。明石家さんまさんか、とつっこみたくなるとともに、そのチャーミングさも求心力の一因なのだろうなと感じました。
伸びる会社を積極的にM&Aする孫さんに対し、身の丈以上の会社は買わず、かつシナジー前提でPMIも徹底する永守さん。孫さんとは違った角度からのMAの極意が沢山詰まっていて勉強になりました。

①持ち込み案件に飛び込まず、「欲しい」と思った企業に対してはトップ自ら声をかける
②仲介料を固定せず、安く買えば買うほど手数料が上がる方式を採用
③トップが自ら買収先へと出向き、自らの経営理念を何度も説きPMIを徹底する
④経営自体はそれぞれの経営者に徹底的に任せる
邦銀がM&Aするたびに、海外投資家から"Do they know what they are buying?"と言われたことを思い出します。
ただ、永守イズムの勘所は何を買うかよりも、Post M&Aにウエイトが置かれていると思います。

私が個人的に思うのは、GovernanceとAutonomyの絶妙なバランスが難しく、そこがPost Acquisition Managementの本質かなあと。
相手企業を高掴みしない、事業シナジーを見極める事は基本中の基本だが、
何より感心するのは買収後の同化作業(PMI)が8割だと、その重要性を説いている事。
結婚はするまでより、してからの新生活が大変です。

高値で合わない
PMI重視
シナジーの見極め
M&Aのどの書籍にも書いてある普通の事だが、経営哲学の伝道や現地人に任せる経営など、実行力の点で他の日本企業との差がつくのでしょう。
>実際に買収するのは「数十案件のうち、1つあるかないか」だという。

これは、安易にM&Aの成立だけを目的としている企業が肝に銘じることだと思います。

お買い得な会社は、世の中にめったに転がっていないのです。

数十件当たって1つ当たりがあるかどうか?
が現実。

投資銀行等の「オススメ」は慎重に検討しましょう。
彼らは、莫大な手数料をもらったら、それでバイバイですから。
永守氏・日本電産の買収に関しては、2017年に開催されたMETI-RIETI政策シンポジウム「クロスボーダーM&A:海外企業買収における課題とその克服に向けて」の動画が公開されている。興味がある方は是非ご覧いただきたい。
https://www.youtube.com/watch?v=VjB4QdhC3gk

ちなみに現在の日本電産ののれんは、約2300億円(IFRSなので償却なし)。
日本電産のM&Aの良いまとめ記事。少し前のインタビューよりも詳細かつ網羅的。
https://newspicks.com/news/3932296
かつての永守氏が声がけからPMIまでこなすスタイルの印象が強かったですが、さすがにMA選任チーム(とはいえ、8名!)がかなり機能をになっていたり、場合によっては投資銀行を使ったり(とはいえ、買収価格が下がるほどフィーが高くなる契約で!)と、バリエーションが増えて進化してきている印象です。
永守氏は「必要なピースを集めているだけ」と言いますが、そのためには将来こういう姿になっている、ということを構想することが出発点であり、人には見えない先を見通す力が根源のように感じます
毎回永守語録に震えていますが、なんといっても日本電産はM&Aですね。価値あるものしか買わない、安く買う、徹底的に吟味する、シナジーのあるものしか買わない。私も多くの出資や買収に携わりましたが、こんな当たり前のことが本当に難しい。ただ、その難しくしている原因はだいたい分かっていて、予算総額の設定、期限切られる、対外的な見栄、ミッションは買収まで、PMI責任者不在、というところでしょうか
この連載について
日本を代表する名経営者、永守重信が築いたモーター企業である日本電産。パソコンの普及とともに成長してきた同社だが、次なる戦場は「電気自動車」だ。猛者が集うこの市場で、いかに戦っていくのか。永守のお家芸であるM&Aの極意や、カリスマ創業者後の体制を占いつつ、ベールに包まれたモーター企業を紐解く。
日本電産株式会社(にほんでんさん、英語: Nidec Corporation)は、京都府に本社を置く日本の電気機器製造会社。 ウィキペディア
時価総額
4.25 兆円

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