地方議員なり手不足対策 検討会設置へ
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注目のコメント
一言で言うと、地方議員という職業にやり甲斐を感じる人がいないからじゃないでしょうかね。
予算や行政の執行権は長にあり、意見を言うことしかできません。
自分たち議会は数の論理に支配され、一方の役所は否定するばかりで、やりたい事を実現したり言いたいことを言うこともできません。
名誉は得られるかもしれませんが、住民からは「あれやれ、これやれ」と無茶を言われ、何らかの障害でそれが実現できないとさも無能のように陰口を叩かれます。
まぁ、悪い面だけあげつらうとそんな感じです。
そんな職業選びたいと思います?
本来、議員という職は、客観的で、公平公正で、冷静な判断ができる方々にしか出来ないし、選挙の結果そういう人に託される職業です。
なのに、そういう力を持っている人ほど、自分の置かれた環境を客観的、冷静に分析した結果、「立候補しない」と結論づける人が多いんだと思いますね。
なので、環境が整っている一部の人にしかなり得ない職業になってしまっているのだと思います。なり手全体が不足しているのではなく、若年層のなり手が不足しているのでは?過疎化が進む地方自治体で議員を務めている人の多くは、地方に定住し転居の意思(必要性)がなく、また議員の給与だけで生活できる基盤が整っている人(持ち家がある 兼業農家である程度自給自足できる 配偶者の収入が安定している等)でしょう。
そのような生活環境になく、地方議員だけで生活していくのは割に合わないと思う人が増えるのも少子高齢化、地方産業の弱体化の影響です。
例えば給与でいうと総額人件費は決まっているので、人数を減らして一人当たりの給与を上げるしかないのかもしれません。
給与以外の課題もあれど、まずは安心して生活できる基盤を確保したいと思う心理は真っ当なものでしょう。