Uber、ヘリコプタータクシー「Uber Copter」7月開始へ。約200ドルでマンハッタン~JFK空港を8分
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8分以上に陸路最大のリスク、渋滞を100パーセント回避できて200ドルはお値段以上。
個人的には出張時のフライト、NEX、タクシーなど一人の移動時間がSit back Relax至福のソリチュードタイムにつきそんな直ぐにつかないで泣タクシーが単なる「移動手段」なのに対してヘリコプターは「移動手段+感動体験」ですね。
なお、収益をざぁーっくり計算してみると、
<利用回数>
片道8分→往復20分足らず→1時間に2往復が可能。
そして文中の記載から、仮に運行時間を13-18時とすると、1日あたり10往復が可能。
利用率は100%に近い気もするが、厳しめに利用率70%と見積もると1日7往復くらいが利用回数となる。
<売上>
200ドル(時価)は一人当たりの値段。
なかなか感動体験を1人でするとは思えないので、平均でも2人/回は利用するはず。(まして空港行きだし)
つまり1日あたりの売上は、7往復×2名×200ドル(時価)=約2800ドル(約336,000円)となる。
※平均利用者数/回が2.0人以上なら、更に上がる。
<燃油代>
マンハッタンとケネディ国際空港はタクシーで約15マイル(約25キロ)ほどなので、直線距離に直して10マイル(約16キロ)→往復20マイル(約32キロ)と想定。
ヘリコプターのエンジンを仮にターボシャフトエンジンだとすると燃料はケロシンまたはワイドカットなのでリッター100円ほど。
調べると2人乗りの小型ヘリの燃費がリッター7キロほどらしいので、厳しめに見積もって7人乗りの燃費をリッター1キロと想定すると1日の燃油代は
(32キロ÷1キロ)×100円×7往復=22,400円となる。
<人件費>
ヘリの操縦士の人件費は正直まったくわからないので保険料もろもろ込みで高めに見積もって50000円/日と仮定すると2人で100,000円/日。
<費用>
1日あたりのコストは
22,400円(燃料費)+100,000円(人件費)=122,400円。
保守メンテナンス費などを加味し130,000円/日とする。
<利益>
336,000円-130,000円=206,000円/日
つまり、利益率61.3%となる。
まぁ、ここからヘリポート使用料や減価償却もろもろ引かれるとは思うけど、悪くない数字なのではないかという感想。
「1往復20分程度」という回転効率の高さがポイントなのかな。
…全て仮の話なので、全然違ってるかもしれませんがorzビジネスの内容とは関係ないですが、ヘリコプターって、語源のギリシャ語的には「ヘリ」「コプター」ではなく、「ヘリコ(らせんの)」「プター(翼)」であり、タケコプターというのは本当は変なのである、というのを聞いたことがあるので、英名で「UBER Copter」というサービス名がついたのは意外でした