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民放テレビ局。2008年に認定放送持株会社体制へ移行。買収を通じて音楽、通販、不動産など事業多角化を推進。4K・8Kなどの映像技術向上やWeb連携サービス開発などに注力。
業種
地上波放送
時価総額
4,398 億円
業績
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DTSグループのシステムインテグレーター。扱う製品とソリューションはサーバ、ストレージ、バックアップソリューション、セキュリティ製品、ネットワーク関連製品など多岐にわたる。
業種
IT機器商社
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数年前でさえ、平日夜のイベントをやっても、行きたかったけど仕事で行けませんでしたの声が多かったので社会人向けのイベントは土曜開催とかにしていたのですが、ここ1-2年で平日夜の開催が成り立ちイベント数も増やせました。
イベントしたい側と参加する側で鶏と卵問題もあり、集客できるかは常に悩みのタネの一つですので、平日にも余暇時間が増えたのは明確にプラス要因です。
知ってましたが、TOKYO CULTURE CULTUREの
イベントの幅は本当にすごいです。
http://tokyocultureculture.com/schedule-future
そこのプロデゥーサーを務めた上でのインサイトは
かなり参考になります。
一般有名人イベントが直接話すことの価値、
SNSのコンテンツ化されてる発信よりも
リアリティによって言葉がさらに重みや厚みを
持たせて拡散することができるので、今後も利用する人が
増えていくと思います。
これは企業でも同じで、記事でも
マーケティングの手前と指摘されていますが
どんなメッセージや商品イメージが
刺さっていくのか市場調査する意味で
コアコンセプトを体現化するイベントを展開してくことが
予想されます。
リアル店舗も、SNSを活用して集客したり、顧客との関係性を維持したり、する。
ネット(ECやWebメディア)も、リアルイベントを活用して、コンテンツを作ったり、SNS拡散の起点を作ったり、ファンのロイヤリティを高めたり。
リアルかネットかという議論はもうナンセンスで、リアルもネットも垣根なく自由自在に考える、必要性がより高まっていく。
私の専門である、「お金」「投資信託」「資産運用」のような一見お堅いテーマでも、参加者の皆さんとワイワイ楽しく盛り上がることができるのが、カルカルという空間の最大の魅力です。
登壇者も檀上で飲んで食べて、登壇者&参加者の双方がリラックスしているからこそ、互いに「目から鱗」の発見も多い。私自身いつも楽しんでいます。
イベント自体も有料で、且つ、飲食代もかかるとなるとハードルが高そうに見えますが、だからこそ参加される方は目いっぱい楽しもうとするし、情報も吸収しようとする。中途半端に「無料」を強調するよりも、よっぽど潔いと思います。
自分もマーケター同士のコミュニティをつくっていますが、「リアルなミートアップ開催」→SNSと連携して情報を流通→コミュニティが強固なものになる・・・という循環があることを実感しています。
リアルな場をつくるポイントは、
・コミュニティの世界観・コンセプトを共有するための環境づくり
・参加者同士の対話の場が重要(一方通行の情報伝達にならないようにする)
・SNSを中心としたオンラインでのゆるい参加導線もつくる
などが工夫するべきだと考えています。
イベント企画・開催スキルは、企業のマーケティング担当には求められる能力になってきそうですね。
"Twitter、Facebookは無料で使っているけど、リアルのイベントでその人に会えるということに対して、3000円、5000円と参加費を払うようになったわけです"
イベントって、ある意味ナマモノなんだけど、だからこそその場に行かないと味わえない価値がありますよね。イベントプロデュースをやっている立場ですが、やればやるだけノウハウ溜まってくるし、イベントの質があがります。
特に、コンテンツとオペレーションを切り分けて考えないと一人の人がやるにはオーバーワークになるので、最初は一度全部やってみる、だけど、生産効率あげるには適材適所でのチームの組み方がとても大切。
最近はオンラインサロンなどが増えたし、peatix のような集金ツールがあるので、個人がイベント起こすのもだいぶ楽になりました。だからこそ、集客できる強いコンテンツがとても大切だなと身にしみています。
全容を知っている人は少ないと思われます。
私も300人規模イベントをイベント会社さんに頼らず実施したことがあるので本を読んでみたいです。
イベントには参加者には見えない部分が多い。全容を知る立場で裏方を一度は経験すると多くの学びがある。さらにSNSも絡むと職人級です。
Facebook社と一緒にイベントを共催した際、イベントチームがシンガポールからきて、同じチームに2か月後ベトナムでも会いました。立体的見せ方など独特のノウハウやブランディングがあるのでしょう。イベント単体で終わらせずその後の広がりを見据えると専門チームを抱える価値があり、力の入れようを肌で感じる経験でした。
「僕がイベントを十何年と長くできているのは、毎日、違うからなのです。」というテリーさんの言葉、刺さります。
昔は大きなイベントを長く準備してやるという感じでしたが、大小さまざまな規模・目的のものが増えました。
生活者と企業をつなぐプラットフォーム的な立場としては、両者を結びつける接点でもあります。
来た方が喜んでくれるというイベントの効能ももちろんありますが、運営者側にとって生活者接点という意味合いもあります。