• 特集
  • 番組
  • トピックス
  • 学び
プレミアムを無料で体験

【深層】737MAX墜落事故を招いた、ボーイングの「裏事情」

NewsPicks編集部
229
Picks
このまま本文を読む
本文を読む

コメント


のアイコン

注目のコメント

  • badge
    埼玉大学経済経営系大学院 准教授

    複雑な全容だが、2つの筋があるということだろう。ひとつは、意図的な隠蔽によって生じたということ、もうひとつは、いわゆる「サイロエフェクト」(分業化の弊害)によって、誰もリスクを把握できていなかったということ。
    どうも後者のサイロ化がベースで、誰も全体がよくわからないまま、ともかく納期やコストを守るために、止むを得ず前者が起きた、しかし、その対応がもたらすリスクも実はよくわかっていなかった、という読み解き方が妥当な気がしている。
    技術が複雑化すると、意図を超えた帰結をもたらすということが教訓だろう。


  • badge
    東京大学 大学院工学系研究科 航空宇宙工学専攻 教授

    オリジナルの記事は以下だと思う.
    https://www.nytimes.com/2019/06/01/business/boeing-737-max-crash.html
    そちらの方が詳しい.和訳の過ちが一つある.
    MCASが当初,動作判定に使っていた値は「迎角」と「重力加速度」とあるが,「重力加速度」のはずはなく,原文と照らし合わせると,「G-Force」が正しい.つまり,「加速度(G)」である.加速度(とくに垂直加速度,運動荷重倍数)が大きいと,迎角と迎角の変化率が大きいことを意味する.つまり,MCASは迎角と迎角変化率の二つに閾値があったということになる.ただ,速度が小さいと垂直加速度も小さい.これが,本文にある「MCASを低速でも使えるようにすること」という要望につながったと想像する.

    記事を読んで驚いたのは,MCASが当初,迎角とG-Forceの両方を閾値としていて,それでFAAから承認を受けていたにも関わらず,その後,迎角のみの仕様に変更したときに再承認を受けていなかったこと.「再承認の必要はないと判断された」.だれの判断? この判断(ミス)が大きい.このために,MCASの仕様変更が公になることがなかった.FAAは本当にこの変更を知らなかったことになる.
    関係者は迎角センサの故障可能性を低く見積もり過ぎていたし,隠し機能のMCASの教育は要らないと思っていた.
    https://newspicks.com/news/3858309?ref=user_2112738

    誰も「欠陥」を望んでいたわけではない.結果から見れば「『必然的』に起きた事故」とは言うが難しい.
    「失敗学」にまた1ページ.


  • badge
    東京藝術大学大学院修士2年/Senjin Holdings 代表取締役

    複雑なテクノロジーで組み立てるときに
    分業する互いにとって
    ブラックボックスが積み上げられた結果、
    起きた悲惨な事故は単純に官僚制、分業制の問題や
    ホイッスルブローワーが欠けてるという問題で
    片づけられるものでなく、理解できないものは
    理解できないからそのまま運用しようという姿勢による
    コミュニケーション不足があると思います。

    ここはコーポレートガバナンスの問題として、
    いかに自社の商品の魅力と変遷を自社内で共有していくか
    というコーポレートヒストリー、よくDNAと言われるところ
    を知る機会がかけていることが問題と感じます。

    そしてこれらを知ることによって顧客との関係性の変遷も
    見えてくるので一石二鳥と言えるでしょう。


アプリをダウンロード

NewsPicks について

SNSアカウント


関連サービス


法人・団体向けサービス


その他


© Uzabase, Inc

マイニュースに代わり
フォローを今後利用しますか