【エリック・シュミット】最もスマートな人たちに問題解決を任せる

2019/6/16
エリック・シュミットがサン・マイクロシステムズとノベルを経て、Googleにやってきたのは46歳のとき。ラリー・ペイジとセルゲイ・ブリンは28歳で、社員の多くも大学を出たばかりの若者たちだった。20歳近くの年齢差がありながら、互いに敬意を払い、究極の「学習する組織」を彼らはどうやって作り上げたのか。

現在はGoogleの親会社アルファベットのエグゼクティブ会長職も辞して、MITの「インテリジェンスクエスト」というイニシアチブの顧問を務めるシュミットに、リード・ホフマンが話を聞いた(インタビューが行われたのは2017年2月8日)。
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ホフマン Googleに入ってみてどうでしたか。
シュミット 最初にしたのは、スタッフミーティングに出席することでした。これが長時間でね。「これどう思う? あれどう思う?」と、みんな大学院生のようにとりとめのない話をしていました。