「氷河期世代」の救済が2040年の社会保障のカギを握る
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本質的な解決を目指すには、就職支援や社会保険の適用も大切だが、新たな仕事を生み出せる、チャレンジができる場所の創出も大切なのでは?35-44であれば、まだまだ新たな挑戦も可能な年代。依存型な人ばかり増えても長期的な解決策に繋がらない、仕事のパイの奪い合いになるわけで、新たな仕事を生みだす人材を育てることが急務。
対策を見ると「就労機会の増加」と「教育メニューの充実」と言う感じになっており、どこかピント外れに思います。
https://www.mhlw.go.jp/content/12601000/000513529.pdf
何故就職氷河期世代が貧困層となるのかと言えば、それまでの低賃金あるいは就職難により、自分自身の貯蓄・人脈・スキル・体力や健康といったストック蓄積を困難にされた点、低賃金あるいは就職難による独身化で新しい家族とは無縁にされた点など、貧困になる要素満載であって、これは主にストックの問題ですよね。
どうにも「就労支援や学習機会の提供により、フロー改善のチャンスを提供したのだから、これでストックが積み上がらないのは自己責任」と言う発想に感じ取れてしまうのですが。
就労経験による実践を通じて高度人材になるチャンスが無かった45歳が、こんな年齢になって今から厚労省の就労機会の提供や、机上の講座や資格取得を受けた所で、果たしてその人物は老後を安心して暮らせるストックを蓄積できるでしょうか。
何だか、貧困者や失業者に関連資格を無料で取らせて、向いてもいない仕事なのに介護の現場に突っ込んだ構造と同じ思想を感じます。
実施すべきは逆で、竹村プロの主張同様に、
「もし貧困者になったとしても社会保障費はドンと来い!でもその代わり、社会変革に向けて色々挑戦して成功を目指してみてよ。アイデアや資金など色々支援するからさ。」
って方向が良いんじゃないのかと思いますけれども。いまさら…感があります
なぜより若年時の彼らに手を差し伸べず。今ごろになって支援を言い出すのか。20年前の時点でこうなることは予測出来ていたはずです
「自己責任」の名の下で彼ら自身に責任を押し付けてきたツケ。本当に払う気があるのなら、きちんと国が責任を持って払って欲しいです