若返り実現の第一歩か、アンチエイジングの鍵を握る膝関節の治療薬
コメント
注目のコメント
単に軟骨を注入するというのではない点で、老化して悪さしてる細胞を除去するというのは興味深い。
現在すでに関節症の患者にとって、どこまで有力なのか気になる。
同時に、いつどの時点からこの薬を使うべきなのか。今後の研究に期待したい。
最後に、関節症になるにはそれなりの理由があることがほとんどであり、そちらを放っておいて関節症だけの治療というのは考えにくい。例えば膝なら体重過多による負担とか、しっかりケアすべきところはケアして欲しい。老化細胞死誘導剤は、細胞老化として知られる段階に突入した細胞(分裂を停止し周囲の細胞に有害な低レベルの炎症を引き起こす)を選択的に死に誘導する小さな分子だ。
細胞老化は心臓病をはじめ、緑内障や脳卒中、関節炎など高齢者に多くみられる幅広い病気と関連づけられている。体内からこれらの「ゾンビ細胞」を追い出せば、歳月がもたらすダメージをなかったことにできる可能性があるとデービッドは考えている。
——
これは興味深い。細胞老化を防ぐ方法がわかれば、色々な細胞の老化を食い止められるという事なんだろうなぁ。マクロの視点で見ると、不老不死は人間の究極的な欲望なのかもしれませんね。
我々の住んでいる地球というエコシステムの法則を考えると、この手のアンチエイジングは、ホモ・サピエンスという種の継続性を危険にさらすことになるのですが、果たしてどうなるのか?
言えることは、我々人間自身が、我々自身の行動について客観的な判断を下すことは出来ないのではないか?ということ。
だから、SFの世界では、AIが地球環境の全体最適化を基準に人間に害を加えようとするストーリーが出てくるのかもしれませんね。
記事を読んで、技術的な事よりも、倫理的な妥当性を考えてしまいました。