新着Pick
206Picks
シェアする
Pick に失敗しました

人気 Picker
マイケル・ジャクソンの「スリラー」は、楽曲もミュージック・ビデオも、音楽史の時代を分けるほどの衝撃だった。短編映画のような映像と、見たこともないダンスのアンサンブルに、打ちのめされた世代は、クリエイティブの概念を確かに変えられた、私も含め。
あのゾンビダンスの制作費、全てのダンサーのギャランティに至るまで支払ったMJは、稀代の表現者だった。
現在のテクノロジーを使えたなら、MJがどんなクリエイティブを展開したか、想像するだけで体が震える。
クリエイティブであるためには、人とはちょっと違う見方をする必要がある。MJのスリラーからそれが学べる。わかりやすい。

リーダーにはチームメンバーの個性を組み合わせ、その個性でキャンバスに絵を描くというクリエイティビティが求められる。チームメンバーの個性を「色」や「素材」と考えれば、わかりやすいですね。

情熱的なコンサルをする場合は、暖色系を揃える。先進技術のコンサルであれば、テック系素材をベースに、猫系の柔らかい素材を入れる。とか。
メンバーがどれだけ楽しく仕事ができるかに集中してみる。その結果起きてくる「でこぼこ」を予測して補ったり軌道修正したり。リーダーはみんなと同じことできる必要はないと思います
"クオリティコントロールはみんなでやるのではなく、リーダー1人がやればいいと考えています。それこそがリーダーの仕事です"
MJはスリラーで黒人指導者から女々しいと批判され、アンサーソングとしてBADを作った。

スリラー自体はOff the Wallでグラミーに徹底的に無視されたことを見返すことが原動力となり生み出された。

MJの音楽には、チャイルドスターからの脱皮や黒人として差別されたことが、彼独特のおとぎの国感(要は現実逃避)と見事にブレンドされている。
そして幼児虐待疑惑が持ち上がってから、その音楽に憎悪が入るようになり輝きが薄れた。HIStory以降である。

そして子供を持つことで新しいMJが見られるかと思った矢先に旅立ってしまった。