【最前線】アマゾン超えを狙う不動産テック

2019/6/1
スマートフォンを使って鍵を操作できるスマートロックで、留守宅に商品を配送する米アマゾンの「Amazon Key(アマゾンキー)」。
その日本版とも言えるサービスに乗り出しているのが、スマートロックメーカーのライナフ(東京都千代田区)だ。
住宅産業は、家を建築して販売・賃貸する「ハコモノ」産業だったが、近年は物販やサービスなどを消費者に売り込む入り口として注目されている。ライナフは、この市場に、鍵を切り口に入り込もうとしている。
宅配や家事代行サービスなどの5社と提携して、「サービスが入ってくる家」の事業を進めている。
入居者不在の留守宅の玄関ドアを、業者がスマートロックで解錠し、食材の宅配や家事代行サービスを提供する。果たして、その中身とは? ライナフの滝沢潔社長に聞いた。
1982年生まれ。神奈川県出身。三井住友信託銀行で資産運用相談、不動産投資セミナーの講師などに従事した後、2014年にライナフを設立。24歳から不動産投資を始めた不動産オーナーでもある(撮影:谷口健)

スマートロックで業者が解錠
──「サービスが入ってくる家」とはどんなサービスですか。
滝沢 居住者が不在の時に、家事代行や買い物代行業者が部屋の中に入り、玄関先にそのサービスを届けるサービスです。