メルカリが目指す「いつでも辞められるけど働き続けたい会社」
日経ビジネス
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「いつでも辞められるけど働き続けたい会社」というのは、まさに『転職の思考法』で提言した最も大事なコアメッセージ。なので一瞬「あれ?自分のインタビューなのか」(!)と錯覚したぐらいには、応援しています!
日本企業はこれまで年功序列型賃金制度と退職金制度により、「辞めにくい会社」を作ってきました。
若い頃に働いた分が後から報酬として返ってくる仕組みは、途中で辞めると損するからです。
しかし、平成の30年で多くの大手企業がリストラに踏み切りました。このリストラに際して、辞めさせようとする企業側も辞めさせられる社員側も多大なコストを負いました。
時には辞めようとしない社員を「追い出し部屋」においやるような状況も生まれています。
環境変化のスピードが激しい社会においては、即時精算型賃金制度により、「辞めやすい会社」を作る必要があります。
その上で、必要な社員がとどまる魅力を提供していく方が全体のコストは下がるはずです。
「辞めやすい会社」を作る必要性を唱えた弊社代表小笹の著書「モチベーション・ストラテジー」の出版から16年。
未だに日本の大手企業は変わりきれずにいます。
令和という新しい時代に突入したこのタイミング、私たちは長年のツケに一気にケリをつける必要があると思っています。