官僚女子もつらい!
コメント
注目のコメント
度々コメントしている内容ですが、いつまでもこんな状態じゃお上から発せられる「働き方改革」のお題目が説得力を持ち得るわけがないと感じてしまいます。
率先して「働き方改革」の成功事例を見せるか、「特殊な仕事なので無理でした」と宣言するのか。
もっとも、後者の場合「うちだって特殊だ」と主張する会社が続出するでしょうが。
官僚の方々の労働時間については国会待機の悪影響がしばしば取り沙汰されますが、同時に、日本の悪しき労働慣習を引き継ぎ続けている節もあるように感じます。
先日、省庁の方からアポをいただき、複数人の方にご来訪いただいたのですが、何事かと思ってお会いしてみたら、用件はたかだか3分で終わる話でした。
その後に10分ほど、関連しそうな世間話をしてお引き取りいただきましたが、メールで十分事足りる内容だったと思います。
先方としては礼節を尽くそうとなさったのかもしれませんが、こんなことにわざわざ往復1時間弱もかけているのかと思うと、そりゃ効率良く働くわけがないでしょう。公僕たる自分たちの時間を無駄に費やし、なおかつ相手方の時間も奪っているという点において、二重の意味で時間泥棒じゃないでしょうか。
私にはどうしても、こんな働き方が公共の利益に役立っていると思えません。公務員は労基法が適用されないので、働き方がどのように保証されているのか知りませんでした。
育休などの子育て支援制度はあるが、活用されていないとのこと。
原因としては大きく2つあるようです。
①国会対応などで深夜業務をしなければならない。
②休んだ分をグループメンバーがフォローする余裕がない。
①について
過去記事のコメントでみた内容ですが
議員からの質問の締切を2-3日前に設定しておき、それを過ぎて質問してきた議員名を公開する、というものが有効と考えます。
少なくとも監督省庁から「○○党からの質問で12:00までに回答してください」といったメールが深夜に届くようなこともなくなるでしょう。
②について
業務量が多すぎるということと、効率の悪いやり方が考えられます。
業務量は議員のやる気次第なところもあるので、言及することはありませんが、業務効率は改善の余地ありです。
情報漏洩が怖いから、とアナログ化しており時代に逆行している気がしてなりません。
監督省庁に集まって研修を行うときなど、ノートPCを持ち込むような人を見たことがありません。研修資料は机上配布若しくは事前に印刷して持参。前職のときにGoogle主催の研修に行ったときとは大違いです。
便利な効率化ツールがたくさんあるので有効活用して、同時にペーパーレスをすすめていきたいです。デジタル化についていけず、効率があがらない人はそれなりの給与水準にすべきです。
最も働き方を見直す必要がある国家公務員が働き方改革を主導しているのがなんとも滑稽ですが、まだまだ伸び代があるので期待したいと思います。75〜80年生まれの女性(リンク先から、減少率がプラトーになる前の最後のボリュームゾーンと言えるかな)が、40歳までを適齢期(やや楽観的)として適齢期にあるのはあと1〜2年です。影響が出るのは先のことだけど実はアクションは今しか取れない(いや、もう遅いか)課題だということを、霞ヶ関こそ声を大にして言うべきなんですが…
https://www.stat.go.jp/info/today/114.html