米、今夏の新NAFTA批准目指す 副大統領が加首相と会談
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この後、トランプ政権は、正式に議会承認の手続きを開始しました。ペロシ下院議長は民主党との意見調整に時間が必要だと主張してきましたが、ペンス副大統領等の強硬派が押し切った模様です。投票にさえかけられれば承認は確実な情勢ですが、ペロシ氏の同意がなければ投票は実現しません。過去にはブッシュ政権が同様の強行をコロンビアとのFTAで試みた際に、ペロシ氏が承認を葬ったこともあります。民主党が割れる投票にペロシ氏が同意するのか、大きな賭けになります。トランプ政権が現行NAFTAの廃棄を脅しに使っていないのは好材料ですが、別途、メキシコに対して不法移民問題での関税引き上げをトランプ政権が発表していることもあり、米・メキシコ関係は危うい時間帯に入ってきました。