缶ビールの「ぷしゅっ」まで解剖。『観察スケッチ』著者の、飽くなき探究心
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注目のコメント
【取材しました】#観察スケッチ で書籍化までされた、デザイナーの檜垣万里子さん @mrkhgk にお話を伺いました。
モノができるまで、「作り手」の心に想いを馳せる。彼女の観察眼の鋭さ、観察の奥深さめちゃくちゃ勉強になりました。
この1年くらいずっと観察スケッチを続けてみて、改めて「観察って何だろう?」と思ったのですが、シンプルに、好奇心を燃やすエネルギーなんですよね。これはたぶん職種には関係がなくて。
観察スケッチが習慣になってから、日常の見え方が変わっていきました。好奇心の原石って身の回りにこんなにもたくさん落ちているんだと、びっくりして。モノってその過程に関わった人たちの子どものようなもの。だから、誰かの決断や想いがあちこちに隠れている。そこに思いを馳せていると、私自身が「いいものをつくりたい!」と創作意欲を掻き立てられます。「よく観察する」というのが、どういうことなのか、ものすごく腹落ちする記事!
いかに普段、モノを曖昧にとらえて、なんとなく過ごしてきたか。。考える前に「見る」ことが、すごく大切だと思うけど、それができていないことが多いんだろうな。
まずはスケッチでも文章でも特徴を洗い出してみて、どうなっているのか、把握して、なぜそうなったのか仮説を立ててみる。身近なもののスケッチでも学べることは多い!自分なりにちょっとやってみよ。檜垣さんの「観察スケッチ」は、アウトプットされた製品を「観察スケッチ」することで、意匠・製作者の意図を逆算で考え直しているっていう作業だと思いました。コピーライターで言えば写経かも。良い作り手になる人って、こういう引き出しをいっぱい持っている人なんですよね。ステキ。