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今回はファイナンス脳(会計特集)の最終回ということで、「かわいいは作れる!PL(利益)は作れる!」「膿はバランスシートにたまる」というお話しです。
1万字。日曜日にどうぞー。
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財務・会計の実務に携わって20年近くになります。産業の興廃を、良い時期も、悪い時期も、発行体CFO、投資家、債権者、アドバイザー、監査人という関係者として経験しました。
今では、企業の財務諸表を眺めることでその舞台裏が想像できます。
例えば、実際の財務危機・経営危機対応の現場では、事は会計の話にとどまりません。
多数のステークホルダーが自己の利益の最大化を目指す中、会計上の数値を土台にして、資金調達やM&A、経営陣の交代などのコーポレートアクションが迫られます。各位の思惑が織りなす重層的な世界観です。
財務諸表を読んで、DDして、周辺情報を確認すると、企業で何が起きているかが分かります。そして、これから何が起きるのかも大体わかります(案件の筋読み)。これらのインテリジェンスを基にして、経営判断とエクセキューション(取引の執行)を行うのが、財務・経営のプロフェッショナルです。
『①怪しい会計処理の大半はPLの利益作りに終始し、②複式簿記の世界ではPL上の怪しい処理はバランスシート(BS)に「膿」としてたまってきます。』
BSは、財務諸表のつながりの中で、「誰の権利」と「時間差の吸収」をする機能がある(下記でコメントした点)。
記事のNOVAの事例は「誰の権利」(まだ権利行使していないのに売上計上、その後まだ権利行使されていないので負債形状、売上消込)というもの。2年が限界というのも、不都合を吸収できる時間の実務的な限界として肌感にあう。また、その上塗りをロールしていく形で、特損を出しながら特益を出す(見た目の利益は上がっても営業CFが拡大しない)というのもある。
あとはこの「時間差の吸収」は、費用を先に出す使い方もある。いわゆる「V字回復演出」で、設備も棚卸資産も減損しまくると、ある年に大量損失、翌年大量利益となる。ただ利益計上の中で投資をちゃんとやっていかないと、どんどん競争力は衰えていく。
ちなみに、こういう一番見た目の利益が出ているタイミングでエクイティファイナンスをすることも、企業と資本市場のせめぎあいで見られる光景(これの代表例はRIZAPだと思っている)。
https://newspicks.com/news/3932299
リアルなケーススタディとしては、過去に規模が大きい不正会計を行った会社の有価証券報告書を読むことがオススメ。というのは訂正前の訂正後、両方あるから。
オリンパスの2009年3月期と、東芝の2014年3月期がオススメ。資産の過剰計上は、オリンパスはのれんと投資有価証券、東芝は棚卸とのれんの修正が大きい。またBSやPLの修正に比べて、CFは利益額が変更された結果の間接法ゆえの修正や税金の修正の影響は受けるが、変化が小さいことが伺えるだろう。
いずれもBSが訂正前と訂正後だと、訂正前のBSが膨らんでいて、訂正されると資産で過剰計上していたものがなくなるので株主資本が減る。
https://www.olympus.co.jp/ir/data/securityreport.html?page=ir
(訂正前)https://www.toshiba.co.jp/about/ir/jp/library/sr/index_j.htm
(訂正後)https://www.toshiba.co.jp/about/ir/jp/library/sr/archive/sr.htm
その後うまくいかないと決算で苦労していますよね。わかりやすく書いてくださってるのはじめてみたかもしれません。企業名こそ書いていないですが想像もつきますね。
バブル崩壊後、日本全国不良債権まみれの時期に銀行、リーマンショックの時期に不動産ファンド。。
私のキャリアも思えば決算書との格闘だったなぁと。
Akiプロの書かれていることが、自身の生々しい経験値と割とがっつりリンクして、なんか朝からちょっと泣きそうになりました笑
最近ではIBDや外資金融の出身者が人気あるのですが、この方々はオフェンス(M&A、調達、資本市場とのコミュニケーション)がうまい分、ディフェンス(会計基準の順守、連結決算やIFRSの本質的な理解)はそこまで長けていません。
こんな状況もあり、「IPOにCFOはいらない」という風潮が生まれ、実質的にはディフェンスだけしている管理部長のようなポジションを対外的にCFOと呼称するような流れになっている印象です。
ただ、IPO前のロードショーのうまさやIPO後のIRの巧みさなどは、まさにCFOの力量次第であり、マネーフォワード・ラクスル・メルカリなどがわかりやすい成功例になっています。
CFOの理想的なバックグラウンドは、会計士+IBDなのですが、これは母数が少ない上に一度IBDに入ると出てこないパターンも多いので(あと給料もかなり高いので)、その場合はCFOと管理部長をわけて、直前期に入ってからCFOを全力で採用しにいくイメージでも十分かなと思う次第です。
本稿は数少ない理想的なバックグラウンドをもつ森氏のすばらしい記事でしたね。会計には未来を根拠にした評価が含まれており、未来は誰にもわからないからその帰結としての会計数値を操作できるという点と、その嘘は2年程度でほころびが出るという点は、私の肌感覚にも一致してました。
プロの目で見ても間違いはないし、素人にもわかりやすい。
ええ、その通りです、としか言いようがないです。
頭のいい人は、やはり物事を万人に分かりやすく説明できるという好例だと言えましょう。
よく言われることですが、世の中には決算書を作るにあたって2つの基準があります。
中小企業に用いられる税務会計と、上場会社などの大企業に用いられる企業会計です。
この2つの差を理解している人は本当に少なくて、ここに国際会計基準などのバリエーションが加わるので、更に物事が複雑になっています。
万人にとって正しい決算書などなく、立場と規模、そして用途によっていくらでも変わってくるということを理解した上で、本稿を読めば更に理解が深まることでしょう。