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【解説】お金を生む力。アマゾンとZARAは「CCC」がすごい

NewsPicks編集部
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    (株)インテグリティ 財務戦略アドバイザー/EFFAS公認ESGアナリスト/代表取締役

    取材いただきました♪

    CCCは仕入れ代金の支払いを伸ばせば良くなる。そりゃそうなんですが、それじゃあ単なる下請けイジメで芸がありません。何よりサステイナブルではないでしょう。

    しまむらはCCCこそプラスではありますが、買掛金の回転期間が実に短く、納入業者さんにあっという間に支払ってあげているとわかります。

    そうなんです。これは有名ですが、しまむらは業者さんにやさしいんです。ずっと気持ちよく良い仕事を続けてもらうためにすぐに代金を払ってあげるとこで資金繰りの心配のないようリラックスさせてあげられるんですね。

    しまむらは業者さんを大切にしているとってもイイ会社!と思えば、俺も私もしまらーになっちゃおうかな♪なんて気持ちも芽生えてきちゃうというものです。

    CCCに限らず財務分析をすると、こんなふうに会社や経営者の哲学まで感じ取ることができる、個性やキャラクターまでわかるので、私は財務分析のことを「キャラ分析」と呼んでいます。

    このファイナンス脳の連載シリーズで多くの方にキャラ分析の魅力を感じていただけるとうれしいです。

    土曜日の早朝バイク練の途中、ゼーゼーバーハーしながら登った標高690mの和田峠よりコメント致しました。それでは、みなさん、ごきげんよう〜♪


  • ユーザベース SPEEDAアナリスト

    財務系の記事は、ついついコメントしたくなってしまう!

    【在庫回転日数とプロパー率】
    CCC自体は記事でタップリ解説されているので、ビジネスに紐づけて。
    在庫回転日数の長さは、各社の生産~販売までのサイクルや商習慣によって異なる。アパレルは季節性もあればトレンドもある。各社のビジネスサイクルが前年とそんなに変わらないことを前提とすると、在庫回転日数が伸びていれば、トレンドのピークで売れていない商品が多いことをしあする。だから値引きをして正価で売れない(プロパー率の低下)が起こっている・起こりやすいともいえる。
    Inditexは、記事に開設もあるが現場→本社への連絡をして、トレンドに応じて生産を変えている。記事に触れられていないキーポイントは、船便の10倍かかる空輸(キロあたり数百円だと思う)を使っていること。そこにコストをかけてでも、できる限りプロパーで売る、売り切るということをやっている。

    【CCC改善のメリット】
    下記でもコメントしたが、商売をするために大きいBSが必要ということは、成長をするためには先立つ資金が必要だということ。
    CCCが改善している=事業に必要な実質BSが小さくなって、より効率的に経営されているということ。加えてこれまで運転資金として持っていたキャッシュのうち、今は余剰となっているものが増える。なのでその余剰資金を使って効率的になった既存事業に再投資をすると、以前よりも成長率を継続的に上げられる可能性がある。
    https://newspicks.com/news/3932310

    【CCCの落とし穴】
    CCCがマイナスということは、事業の拡大期には現金が先に増えるということ。特に小売は、顧客からは現金払い(売掛金がほとんどない)、仕入れ先には後払い(買掛金が多い)ということで、結構CCCマイナスがある。新店舗出店をすると、店舗を作るコストは発生するが、サイトの負担は少ない。
    ただ、逆に業態・ブランドとして旬を過ぎたときが地獄。顧客からの売上は減っているうえに、店舗を閉じるとキャッシュインがなくなるなかで、取引先への最後の支払いは残っている。そしてこういう場合は大体在庫も毀損しているし、閉店処理などの費用もかかる。


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    WealthNavi CEO & Founder

    これは又聞きなので真実かどうかわかりませんが、アマゾンが上場する際に、CCCがマイナスなので、主幹事の投資銀行の幹部が「アマゾンは上場する必要がないのではないか」と言ったそうです。

    「CCCがマイナス」というのは、本記事にある通り、先に顧客から販売代金を受け取り、その後で、納入業者に代金を支払っている状態です。この場合には、事業が拡大するほど、運転資金が増えていきます。

    主幹事の投資銀行の幹部のコメントが実際にあったとすると、その真意は「アマゾンは事業拡大について運転資金が増えていくので、上場で資金調達をする必要がないのではないか」という意味です。

    アマゾンのすごいところは、「CCCがマイナス」で資金調達の必要がないのに、敢えて上場して追加の資金調達を行い、それを新規事業や国際展開につぎ込んだことにあります。

    このような積極的な事業投資によって、アマゾンは倒産の危機に瀕したこともありますが、結果的には、圧倒的に競争力の高い事業構築に成功しました。

    ファイナンスを知り尽くしたジェフ・ベゾスの真骨頂と言える戦略です。


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