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遺伝子パネル検査の保険収載プロセスが落ち着き、保険適用の条件として遺伝子情報を国へ提供する方向性であることは、先月のニュースで報じられました。
https://www.asahi.com/articles/ASM4R4CT1M4RULBJ00F.html?ref=newspicks

次はホールゲノムですね。
3年間で10万人となると、データ量だけで軽く数十PBになります。解析結果による成果は、治療や創薬へ繋げる。

進んでいる米国では、がんゲノムアトラス(TCGA)が、未処理/処理済みゲノム、トランスクリプトミクス及びエピゲノミクスデータを、パブリックデータセットとしてクラウド上へ公開。世界最大の癌ゲノムデータコレクションを世界中の研究者に提供しています。
国立がん研究センターに集約する全ゲノム解析を「3年間で10万人」に行えるよう、必要な体制を整備するため初期投資や解析費用に5年間で550億円程の公費が必要とのこと。これまでのデータを集めても活用できないデータやスキームになっていることはよくあることなので、データ活用が広がるデータの集め方を最初に設計できるかどうかがポイントかなと思います。
がん細胞にある100種類以上の遺伝子を調べるがんゲノム医療と合わせてスタートするもの。約2万ある遺伝子だけでなく、遺伝子以外の全ての塩基配列も調べ、がんと関係する未知の原因を探ろうというものです。

がんゲノム医療で何人かの医師や研究者に取材したとき、「究極的には全ゲノム解析が理想だけどお金がかかる」と言っていましたが、公費が使われることで少しでも前進してほしいです。