[28日 ロイター] - 米アマゾン・ドット・コム<AMZN.O>のジェフ・ベゾス創業者兼最高経営責任者(CEO)と離婚したマッケンジー・ベゾス氏は28日、自身の保有資産360億ドルの半分を慈善活動に寄付すると明らかにした。

この慈善活動は、著名投資家ウォーレン・バフェット氏やマイクロソフト創業者ビル・ゲイツ氏と妻メリンダ・ゲイツ氏が始めた社会貢献キャンペーンの「ギビング・プレッジ」で、生前または死亡時に資産の半分以上を寄付することを富豪に呼び掛けている。これまでに204人の富豪が署名している。

マッケンジー氏は声明で「慈善活動に対し思慮深いアプローチを続けていく。慈善活動には時間、努力、気遣いが求められる」とし、寄付を表明した。

経済誌「フォーブス」によると、マッケンジー氏は世界一の富豪ベゾス氏との離婚でアマゾンの株式4%(360億ドル相当)を受け取り、世界第3位の富豪女性となった。

同誌の試算では、ベゾス氏の今年の資産は1310億ドル。ただ、同氏はギビング・プレッジへの寄付は表明していない。