サントリーHD、ペットボトルを100%再生へ
日本経済新聞
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注目のコメント
新たなバージン原料を使わずして製造できるということで、素晴らしい取り組み。この後各社追随して、飲料メーカーの環境取り組みの主流になると思う。
一方で海洋プラ問題とは直接的には関係ない。プラ問題プラ問題と今年騒がれているが全て一緒にしてはいけないのかなと。
日本の現在のプラごみ回収率は約85%ほどであり、15%は回収出来ていない。海洋プラ問題の主流はこの15%に着目しており、なんとか回収率をあげようとしている。今回はこの85%内の話。
一方で効果があるとすれば現在の海洋プラ問題の要因として海外に輸出した業者が不法投棄したものが流れている「可能性」があるとされている。この可能性が事実であれば、日本国内で再資源化が進めば輸出が減り、海洋プラごみが減ることになる。「水と生きる」サントリーは出来ることはなんでもやるんでしょう。
企業理念を見ると面白くて、「やってみなはれ」のような価値観をベースにして、最終的には「人と自然と響きあう」そして「水と生きる」という内容になっています。
https://www.suntory.co.jp/company/philosophy/
つまりサントリーにとって、水回りの環境を良くすることは、手段ではなく、目的とも言えます。プライベートカンパニーとして、お題目としてではなく、本気でやるんでしょうね。しかも、継続的に。なぜならそれが目的だから。
結構、会社としての意志が見える発表ですね。サステナビリティの観点で考えるとペットボトルではなく水筒が使われることがベストだと思うのですが、ビジネス視点で考えても、コンビニでサントリーの天然水を専用水筒などに注げると意外とヒットするような気がします。