[東京 28日 ロイター] - 来日中のトランプ米大統領は28日、日本の自衛隊がアジアをはじめとするあらゆる地域で米軍を強固にするとの見解を示した。

トランプ氏はこの日、神奈川県の横須賀基地に寄港している海上自衛隊の護衛艦「かが」に、安倍晋三首相とともに乗艦した。同護衛艦は、短距離離陸・垂直着陸が可能な米国製最新鋭ステルス戦闘機F35B向けに近く改修される。

トランプ氏は、かがの格納庫甲板上で「この最新鋭機によって、かがは(アジア)地域だけでなくあらゆる場所で複雑な脅威に対するわれわれの防衛に寄与する」と語った。

日本政府は昨年、F35について、すでに発注している42機に加え新たに45機(約40億ドル相当)を購入する計画を明らかにした。

トランプ氏は「追加購入により日本が所有するF35は同盟国の中で最大規模になる」と語った。