日本初のアフリカ人学長の挑戦と理念――「グローバル」と「ダイバーシティ」掲げて奔走
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「民主主義が徹底しているということは、多様性が進んでいないということでもある」
これ、すごいよく分かりますわ。民主主義は結局多数決なんでマジョリティーが住みやすい世界が構築される。マイノリティーの意見はそこには反映されない。
個人的にはマイノリティーの意見にこそ耳を傾けるべきやと思ってる。ただ、現行システムではそれをどう吸い上げて社会に反映させていくのかが難しい。
経済の資本主義と一緒で政治の民主主義も、今のところこれ以上ベターなシステムが考えられていないだけで、これがベストだとは思わない。いつか両システムとも一新されるような画期的な何かがうまれると信じている。ひょっとするとそれは新しいテクノロジーが解決してくれるのかもしれないけど、思考停止したらそこまで。日々考えを巡らすのみ。私の敬愛する、大好きな京都精華大のウスビ・サコ学長への興味深いインタビュー。
「まずはお互いの違いを認める。みんな同じではないことを知る。そして、個々の存在が自立できるようにする。小さな大学からでも、そこから始めていくしかないんじゃないかなあ」
京都精華大は、「違いとともに成長する」ことを理念とした「ダイバーシティ推進宣言2018」を発表。また現在10%台の留学生比率を4割へ(実際、この春京都精華大に入学した学生の3割は留学生)!高い志と実践に感銘。
京都市では、40年前に「世界文化自由都市」を宣言。多様性の時代を予見した格調高い文章が、今も読むたびに胸に迫り、感動的です。
「全世界のひとびとが,人種,宗教,社会体制の相違を超えて,平和のうちに,ここに自由につどい,自由な文化交流を行う都市」を理想像に掲げる宣言を改めて胸に刻み、文化を基軸に、世界の平和やさまざまな課題解決にも貢献するまちづくりを進めてまいります。
https://www.city.kyoto.lg.jp/sogo/page/0000035716.html