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これからさらに増えそうな倒産パターンのひとつに「私的整理頓挫型」という類型があります。事業再生ADRや各種の再生支援機関(地域経済活性化支援機構や再生支援協議会など)を活用し、法的整理(倒産)スキームを回避する形での再建を目指したものの、頓挫するケースです。

主な事例としては、エアバッグのタカタ(2017年6月民事再生法)や日本海洋掘削(2018年6月民事再生法)などがこれに当てはまります。いずれも上場会社ですが、実際には業界中堅クラスの企業でもこの「私的整理頓挫型」は多く見受けられます。

現在取材中の注目案件の中にも、私的整理を目指してバンクミーティングを重ねている企業が複数あります(なかには知名度の高いスタートアップ企業も!)。法的整理と異なり、金融機関を中心とする債権者全員の賛成を要する私的整理では、なかなか再生計画案がまとまらないのが現実で、今回紹介したサンヒットのように、結局は倒産に追い込まれるケースが今後さらに増えてくると見ています。
年商30億円で金融負債70億円。ここまで負債が積みあがっているのに、金融機関は気づかなかったのだろうか。粉飾決算を見抜けなかったのだろうか。

ホビーで経営していた。シャレにもならない事態にいたった原因を知りたいですね。
市場の問題ではなく、あくまで経営陣のモラルの欠如と戦略の質の問題。市場とは切り離して議論すべき内容だと思います。
この連載について
信用調査のプロである帝国データバンクの記者たちが、NewsPicksだけでお送りするオリジナル連載「こうして企業は倒産する」をリニューアルしてアップデート。話題の倒産を追う「倒産ルポ」、マクロの倒産動向の解説、最新の産業トレンド、独自の特別企画レポートなどを毎週木曜日にお届けします。