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テクノロジーの力で患者の負担を軽減する動きは、良い方向性だと思います。

懸念点は医療の質が担保されるか、でしょう。米国でも同様の動きがあり、このようなビジネスモデルが急速な拡大を見せていますが、巷に見られる批判は、医療のコンビニエンスストアだ、というものです。早い、安いが、質が低い。しかし、医療はコンビニエンスストアとは異なり、質が低いことに多くの危険性が伴います。日本のコンビニエンスストアは質が高いので、そもそもこのような例えは成立しないかもしれませんが。

例えば遠隔医療の流れは、医師の孤立化を進めます。医師は画面を通して患者を診察し、そこに他の医師が関わることがなくなる傾向にあります。一方病院ならば、その待ち時間の間に医師同士が議論を重ねたり、別の医師も診察に加わることで、治療方針を吟味していることも度々です。早く結論が出るということは、迷いがないことと裏腹かもしれませんが、医療はそこまでクリアカットでないこともザラなのです。

また、シフト制を組むクリニックで勤務する医師には、最新の教育が行き届きにくいという課題もあります。勤務時間の時短を謳いすぎるあまり、皆で議論をしたり教え合う時間が限られてしまうのです。

これらは米国で実際に起こっていることではないかと言われています。二の足を踏まぬように、大学や教育病院と連携をしたり、人材交流をしたり、それこそ遠隔システムを用いて合同勉強会を開催するなど、医師教育にも気を配る必要があると考えます。

質が担保されてこその良い医療機関です。
クリニックへ行く時に、スマホ1台で予約から事前問診、会計まで済む。「病院ってこうなればいいのに」を実践している”次世代クリニック”。しかも、土日祝含め、週7日開院。

規制が強い業界なので苦労も多いと思いますが、患者目線のサービスを取り入れた良いモデルですね。
医療機関は、罹患して弱っている患者が来るところなので、本来は他の業態以上に負担がかからない仕組みを取り入れるべきですよね。どんどん広がって欲しい。
おお、Linc'well(リンクウェル)が3.5億円資金調達!Tech時代の、クリニックの業務フローを中から設計する代表格ですね。めっちゃ注目してます!
→参考記事:https://www.sbbit.jp/article/cont1/36008
自身では実感薄かったですが、子供が出来て病院に行く頻度が増え、ここまで無理無駄が放置されていたのかと驚きました。(もちろん病院関係者の方々は大変な業務がある上で)社会インフラとなり、両者共に良いサービスになれば嬉しいですね。
医療×IT、効率化で患者さんたちの負担が減るのはいいですね。

50歳以下が85%ということで、しかもクリニックですから、ほとんどは大きな病気もなく、風邪に風邪薬出したり、慢性疾患に継続処方するといったような類でしょうから、便利になればなるだけ患者さんにとってもありがたいと思います。

ただ質の担保は私も問題になると感じます。と言っても、質の評価自体が難しいと思いますが。

例えば糖尿病の患者を診る先生の中にも、
血糖のコントロールすらそこそこで甘やかす先生
厳格にコントロールし過ぎてよりリスクのある低血糖を生じてしまう先生
そういった血糖のコントロールの他に、神経症がないか毎回足先まで診察する先生
網膜症の合併がないか眼科受診を勧めてくれる先生、眼科受診しているかどうか定期的に確認までしてくれる先生
そういった古典的に有名な合併症以外に歯周病の合併が多く、血糖コントロールにおいても重要な口腔衛生管理まで歯科と協力してやってくれる先生
などなど

医学的に有名な話で血糖コントロールが急激に悪くなった時に膵癌の合併を考えるというのがありますが、全例で造影CTが撮られるわけでもありません。
CTを撮って見逃せば医療ミスですが、そもそも撮影しなければ責任は問われません。
つまり、血糖のコントロール「だけ」している医師でもよいわけです。人柄が良ければ、名医と評判がたつかもしれません。

質の評価は評価軸が変われば変わるので難しいな、と思います。



話を戻して、ITを駆使した効率的なクリニック経営ですが、比較的医療的なケアの軽い人を要領よく顧客として囲い込んでいくことは、クリニックとしてとてもよい経営戦略のように感じます。
リンクウェルさんがそういったものを目指しているのかどうかはわかりませんが。
多くのコメントを頂きありがとうございます。
Linc'well CEOの金子です。

今回、DCMさん、ソニーイノベーションファンドさん、インキュベイトファンドさんにご支援をいただくこととなりました。

今後は、患者さんの立場に立った医療の「場」を作ることに注力していくとともに、より一層、テクノロジーを活用した医療の質の向上・患者さんの利便性向上に貢献できればと考えております。

医療機関を支援していく上で、私自身が感じるのは、特に医師の方からご指摘のように、患者さんの利便性を追求すると同時に、医療の「質」を担保することが極めて重要だということです。

単なる便利なクリニックを作って、正しい医療を行っていないのであれば、それは最終的に社会のためになっていないと考えます。

特に、「質」の担保には、医師に対して教育・フィードバック・コミュニケーションの仕組みの導入が不可欠でしょう。
もちろん、医師同士の議論についてもテクノロジーを活用することで、過去指摘されてきたような医師同士の隔絶を回避することもできると考えております。
一昔前の、1人で開業しているドクターよりは、現時点でも、医師同士の議論は活発に行われている状況であると、自信を持ってお答えすることができます。

少なくとも、テクノロジーの導入は、医療に限らず止めることはできないと考えています。そのような中、どのようにテクノロジーを活用して、社会・患者さん・そして医療提供者側にとってプラスとなる医療の場を提供できるのか考えるタイミングを迎えているのではないでしょうか
混んでる時は2時間近く待たされたりすることもあるので、オンライン予約システムは本当に普及して欲しいです。
処方箋出されてから薬局でもまたすごい待たされたりもするので、規制などいろいろあると思いますが、処方箋をスクショして薬局に送っておけば指定時間に薬受け取れる、みたいなUXもいつか実現して欲しいw
テクノロジーの力でヘルスケアの在り方を変える良例。「そうは言ってもねえ…」の「そう=常識・固定概念」に囚われていると行き詰まるが、フレキシブルでない診療予約も、医師の働き方も、テクノロジーの力で変えられる、ということを実感できる。
これは最高!