前時代的モチベートから抜け出すためのデータドリブンアンケート
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noteを書きました。弊社でモチベーションをマネジメントするためにアンケートを導入した話です。
最新のモチベーション理論では、モチベーションは以下の4要素から構成されると考えられます。
・自律性
・熟達
・目的
・心理的安全性アンケート項目の設計は、多分に悩むことの多い作業の一つですね。そこで何を見つけたいか、どういう打ち手を見つけたいか。
誘導したくはないし気づきに繋がるコメントもほしいけれど、かといって肝心の分析や解釈ができなければ元も子もない。
そんなアンケート設計の過程を垣間見せていただけた有り難い記事でした。
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どんな質問をすればいいのでしょうか?「あなたのやる気はどのくらいですか?0から10でお答えください。」と聞くのはどうでしょうか?悪手です。なぜ悪手かというと、打ち手につながらないからです。
会社の雰囲気なのか、タスクの割り振りなのか、給料なのか、福利厚生なのか。時間もリソースも限られるスタートアップにとって、どれも重要という解は要りません。どれが一番重要か、という解がほしいのです。
悪手理由2つ目。パフォーマンスは、最初に提示したSkill(能力)とWill(やる気)が掛け合わされて発揮されるものです。今回のアンケートはモチベート、つまりWillを改善するためのポイント探しなので、パフォーマンスを目的変数にしてはいけません。
eNPSを目的変数とし、自律性、熟達、目的、心理的安全性を説明変数とし、回答後に集計して相関を取ることにより、これらの説明変数の中で、今の弊社にとってどれが一番重要なのかを知ることができるはずです。