医療事故、遺族らが調査制度議論 「正しい報告をする風土を」
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注目のコメント
医療事故裁判を経験しました。
報告する方の嘘もそうですが、報告を受ける事故調査委員会も大概ですよ。
事故調は医師会という医師の利益を守る業界団体が中心となって組織されており、第三者的立場としての誠実さはありません。
裁判をしないなら医療事故調査委員会の結論をもって保険会社から保険金が支払われるんですが、なんと事故調査委員会からは調査結果の結論しか開示されません。
調査過程はもちろん結論の論拠すら遺族には教えてもらえず、結論だけポンと知らされるだけ。
開示しない事になっていると言われました。
私の場合は寝たきりの祖母を技師がレントゲン台に一人で移乗させようとして転落死させた事故でしたが、死亡と事故は関係ないよと一方的に言われて、こじれました。
当の病院は認めているのに事故調査委員会(と保険会社)が認めないと言う、わけのわからない状態になりました。
病院は事故調の言う通りにするしかないという立場でした。
5年もかかって裁判までやって、事故と死亡の因果関係ありを前提とした金額で裁判所の勧めで和解したのですが…。
全然当事者ではない人たちと争うのですから、徒労感が半端じゃなかったです。
相手の弁護士は露骨な引き延ばしをやってきましたし。
この経験を通して、医師会は業界団体として誠実さがなく、腐っていると思いましたね。
医師である前に、人として誠実であってもらいたいですね。