【瀧本哲史】働き方改革は、99%の人にとって悲惨になり得る

2019/6/3
初回
【瀧本哲史】「努力が報われること」は絶対にやってはいけない
「働き方改革」で起こること
──今、企業が「働き方改革」を通じて労働時間を減らし、余暇を副業やレジャーに費やす動きが推奨されていますが、瀧本さんはどう考えますか?
瀧本 これも、上位1%の人と残り99%の人とではまったく違う話になります。
そもそもの大前提として、私は人間には基本的に長時間労働は無理だと考えています。人間は1日に3つの大きな意思決定ができればいいほうで、意思決定のためには非常に集中して考えなければ、従来の延長ではない非連続な成果を上げることはできません。
そういう作業はおそらく1日に3時間が限界で、長時間働いているということは密度の低い仕事をしているということとほぼ同義です。