国境の壁建設認めず、米連邦地裁 トランプ政権に打撃
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注目のコメント
壁の建設を認めなかったという判断ではなく、壁建設費用を国防総省に割り当てられた予算の転用で賄うことを認めない、という判断である点、留意して読む必要があります。
米人権団体の全米市民自由連合(ACLU)などは「困っている人々のためにメキシコとの国境を開放して受けいれれば良いではないか」との考えなのだろう。自由の国、移民国家である米国の歴史から理解できる。正式の審査を受けずに国境を越える人々に同情すべき理由が多々あるだろう。幼い子供の手を引いて歩く両親の姿には心打たれる。しかし、そのような人々に対する同情が地域の不安定、国内世論の分裂と対立、世論の保守化を加速した欧州の経験から学ぶべきことが多い。