ジョンソン英政権誕生か、EUには悪夢-合意なき離脱が現実味
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当初から取りざたされていた後任候補は、ボリス・ジョンソン氏、ジェレミー・ハント氏、マイケル・ゴーヴ氏、サジド・ジャビド氏であるが、アンドレア・レッドサム氏を始め、次々と新しい名前が加わりつつある。今の段階で、あまり早まった予想はできないだろう。皮肉なことに、労働党からは、ボリス・ジョンソン氏が首相になることに歓迎の声が上がっている。彼が政権の座につけば、保守党の無能さ加減が明らかになるというわけである。
常識的に見て、hard brexitの可能性が高まったでしょうね。まして、ジョンソンという厄介な政治家がトップとなると、その確率が一段と高いとみるのが普通です。
そして、英国経済は極めてまずいことになる。
でも、この感覚は、イギリスの外からのもの。イギリス人の過半がーこの際、政治決定は理性的であるかどうかの問題ではありませんー離脱を選択することの方を幸せだ、と考えているのなら、それは一つの選択です。
日本にとって重要なのは、Brexit後の世界をどう予見して対応していくか、です。イギリスとの関係強化は、逆にイギリスが孤立した場合により大切になるかもしれない。
もっとも。ジョンソン氏が首相就任したら、もっとどんでん返しのサプライズがあるかもしれない。そういう人物であるような気もします。