「心底失望した」伊藤忠元会長・丹羽宇一郎(80)が、政府の「働き方改革」を徹底批判!(2019年5月24日)
コメント
注目のコメント
よくぞおっしゃってくださいました。
能力開発あっての生産性向上であり、機械的な時短から生産性向上や能力開発が生まれるわけではない。働き方改革の1stステップは能力開発への投資ではないか。
例えばシンガポールとかみたいに企業の教育投資を3倍で損金算入できるようにするとか、どうせルールを作るならそんな風にして欲しかった。能力が高まれば、短時間で同じ成果が出せるのだから。
とりあえず時短せよ、あとはよろしく、みたいな制度は、本当に無責任な制度だと思います。嗚呼まぁ、総論として残業時間を時間で規制するのではなく、上司や同僚が顔色を見ながらバランスを取ってあげるのが良い、十把一絡げに残業時間を規制するのがいいとは思わない、という論は理解できる。
けれど今までそうした「属人性」が高い施策ばかりだったから、残業時間も減らないし有給取得日数も増えなかったわけで。なので多少強制力を持たせる施策を頭ごなしに批判するのは違うのではないかな。
さらに言えば、伊藤忠元会長が「仕事とは人生そのもの」「何よりも人生に喜びを与えてくれる」「若い時はウイスキー飲みながら仕事した」とか、多様性とかワークライフとかコンプライアンスとかを無視した発言をすることによる影響を感じなかったのかな・・・。「老害発言」とネットをにぎわすこと必至な気がするけど。日系と外資系の両方で働き、様々な取引先も見てきて思うのは、日本の会社は業務量に対して人が足りていないことが多いです。弱音と思われたくないのか、仕事量の見極めが甘いのか、無駄な業務が多いのか。あと役割がはっきりしていないせいか、全員野球型でみんなで拾いあってみんなで忙しくなっているところもありそう。それだと専門性も育たない悪循環に陥りやすいです。