【話題】ザッカーバーグの元相棒が語る「フェイスブック解体論」
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注目のコメント
問題意識は非常にロジカルで賛同するが、
一方で最近の一連の世界情勢を見て思うのは、そもそも国の概念や政治というもののあり方を変えるべき時代なのではないかと思う。
例えばFBを一つの国と見立てたらどうだろう?
その時に人々は「解体」という方法論を選ぶだろうか?
「アメリカは世界一位のGDPだから解体しよう」などという人はほとんどいないだろう。
おそらく、みんなが考えるのは統治構造の変革である。
FBの参加者が投票権を持つような民主主義的プロセスを望むはずだ。
基本的にはここまで育てた株主から世界(ないしユーザー)が株を買い取り、ガバナンス構造を変える事が本当はいいのだろうと思います。
株式会社はある意味で各国の法律に則ってしか存在できないゆえに今の国家の枠組みの制約を受けてしまうのですが、企業の進化によってそれを見直さないといけないのかもしれません。恐竜が絶滅したように、企業も肥大化すると外部環境に対応できず、消滅する。GDPRなど、個人データの保護が叫ばれる今日この頃。これに対応できないフェイスブックはすでにきしみはじめています。
もうひとつの懸念は、このビデオで語られていたように、利用者よりもクリック数を重視している点。利用者を食い物にする企業は必ずしっぺ返しを食らいます。
クリス・ヒューズ氏の解体論は、正鵠を射る内容です。最初このニュースを聞いたときにクリスは改めて
民主党の大統領候補ストラテジストになったのかと思わずにいられなかった。
かつてオバマを大統領にした男とも呼ばれたクリスが今回した
主張は、あまりにも2020年大統領候補のエリザベスウォーレンに
似ていたものですから。しかし報道の感じだとそのような関係性はなく
偶々主張が一致しただけとされています。https://www.businessinsider.com/elizabeth-warren-celebrates-chris-hughes-call-to-break-up-facebook-2019-5
いずれにせよ、インターネットの持続可能性を考えた時に
Facebookの一部が政府管理下の通信インフラになるなどが現実的な
妥協点になるほど、規制の議論は加熱傾向にありますが、
解体したらいよいよFacebook離れをする若者を自分たちの
経済圏から手放すことになるのでまあ解体はしないでしょうね。