月例経済報告 景気判断は下方修正も回復の見方は維持
NHKニュース
55Picks
コメント
注目のコメント
今月の月例経済報告の表現は、もはや景況の現状認識や見通しの正確性を問うというより、消費増税を予定通り行うかどうかというレトリックが焦点になった感じ。
少なくとも、この表現の変更で、消費増税の延期が決定的になったとは言えないだろう。
むしろ、月例経済報告と合わせて、今日の安倍首相の答弁
https://newspicks.com/news/3921163
を読めば、消費増税以外を名目にした衆議院解散総選挙(あるいは衆参同日選挙)の芽は残したという感じか。回復維持も、短期循環を形成する生産と中期循環を形成する設備投資が下方修正ですから苦しいですね。
生産の予測指数と機械受注の強めな見通し調査に一縷の望みを託しているのでしょう。景気の基調が弱くなっているのは事実ですが、政府として回復判断を引き下げるには至っていないという状態だと思います。景気の先行きを示唆する株価をみても、過去の景気後退局面より下落幅は軽微にとどまっています。