アングル：英ＥＵ離脱、メイ首相辞任後に想定される展開

コメント

注目のコメント

• 薬師院 仁志

  帝塚山学院大学 教授

  ・2019年05月24日

  この記事に書いてある通りだ。そして、これまた記事にある通り、どうなるか誰も予想がつかない。この混迷に気を揉んでいるのは、英領北アイルランドと陸上の国境を接するアイルランド共和国だ。両アイルランド間の年間貿易額は4000万ユーロ近くに上る。24日は、アイルランド共和国における欧州議会議員選挙の投票日だ。ＥＵとしては、出て行く英国よりもアイルランド共和国の意向を尊重することになるので、この選挙結果も大きな意味を持つだろう。いずれにせよ、ＥＵ側は英国との合意内容を変えることはない。そして、いつまでも待つわけにもゆかないだろう。
• 武貞 秀士

  拓殖大学大学院 客員教授

  ・2019年05月24日

  欧州経済の混乱を避けるべく、英国EU離脱回避の道を模索しているメルケル首相は、さすがに統一後のドイツを率いてきた人望ある指導者だ。これだけ英国内が混乱しているのだから、国民投票を経て、離脱中止の結果を得て、EUに残るのが最善のように見えるのだが。
• 小川 一

  毎日新聞 客員編集委員

  ・2019年05月24日

  「岡目八目」という言葉があります。私はイギリスの事情に詳しいわけではありませんが、離脱がイギリスにとってどれほど不利益になるかは、当事者でないだけによく見えているつもりです。世界の「岡目八目」もそう見ているはずです。「岡目八目」を忘れて、威勢のいい者がその場の空気で人々を導くと、それは破滅が始まりー 。歴史が繰り返し教えてきたことだと思います。