【教訓】1億回ダウンロードアプリ企業が失敗から学んだこと

2019/5/24
アップルの「App Store(アップストア)」の有料アプリランキングを眺めてほしい。
生産性を上げるためのビジネス系アプリでトップから上位にランキングされている、「スキャナープロ」、「PDFエキスパート」、「プリンタープロ」、「スパーク」などのアプリを使っている読者も多いだろう。
これらのプロダクトを作っているのが、ウクライナの隠れたヒットアプリメーカー「Readdle(リアドル)」だ。開発したアプリはこれまで全世界で1億回以上ダウンロードされている。
直近で開発されたメール管理アプリ「Spark(スパーク)」は、日本が世界第2位の市場になっている。
Readdleの創業は2007年、アップルが初めてiPhoneを世に出した時にさかのぼる。そこから12年、投資家から資金調達せずに経営してきた稀有なスタートアップはなぜ、あまたあるアプリの中からユーザーに選ばれるプロダクトを出し続けられるのか。
NewsPicks編集部はReaddleのバイスプレジデント、デニス・ザダノフ氏をシリコンバレーでキャッチ、その秘訣を聞いた。
Denys Zadanov(デニス・ザダノフ)/ Readdleマーケティング部門バイスプレジデント 
兄のイゴー・ザダノフと学生時代の友人が立ち上げたReaddleに2009年に参画。以後、企業の顔として多くのイベントやカンファレンスでスピーチを行う。テクノロジーの進化と起業家としてのあり方に強い関心と情熱を持つ。2018年、経済誌「Forbes」が選ぶ「30 Under 30」(欧州テクノロジー部門)に選ばれた
文書が読めない
──Readdleが生まれたのは2007年ですね。